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【長岡】越後長岡百景の「別選 中越大震災妙見崩壊現場」を紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0053292 更新日:2019年3月29日更新

 「越後長岡百景」とは、長岡圏域にある様々な「風景」と、そこに秘められた「人々の想い」を集めたものです。
 その百景の別選として選ばれた「中越大震災妙見崩壊現場」について紹介します。

地域の復興を百景づくりに込めて
 平成16年、長岡圏域は、水害、そして中越大震災と、度重なる災害によってとても大きな被害に見舞われました。しかし、震災によって、それまでそこにあった景色や街並みが変わろうとも、そこで暮らし・そこで培われた地域に対する想いは決して無くなることはありません。私たちの故郷に対する想いこそが、地域の未来をつくり、これからのまちづくりを支えていくものであると考えています。
 越後長岡百景づくりでも、水害や地震に関連した作品を多数ご応募いただきました。作品の対象そのものは「感動のワンシーン」ではありませんが、亡くなられた方への慰霊と、その教訓、そして復興への取り組みを全国へ発信するために選考しました。

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「想い」のタイトル

 地震の記憶「白岩の聖地」 妙見崩落現場

公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)

公募でよせられた想い・情景(越後長岡百景)の画像

 中越大震災は、40名の尊い命を奪った近年まれに見る大災害です。しかし今後全ての傷跡を復旧して、この事実が忘れ去られてしまわないでしょうか?今回の地震で、男の子の救出された瞬間、日本中が歓喜し、その直後、母親と姉の死によって落胆もしました。この災害を風化させないために、私はこの場所を「教え」「教訓」として残し、この岩塊を「白岩の聖地」として、一面きれいな花畑で覆い尽くしてあげたいと思います。亡くなった40名の方々の慰霊と、地域の復興、新たな災害で、犠牲者が出ないことを祈りながら。
(新潟市在住 30代 男性)
※ 内容は平成16年の応募当時のものです。

百景の想いや場所にまつわる短歌(越後長岡百歌)

 崩落の土砂より救はれし二歳兒が母姉気遣ふ言葉痛まし
 ※ 内容は平成17年の応募当時のものです。

関連情報

関連情報の画像

忘れない、中越大震災~妙見崩壊現場~
 平成16年10月23日に発生した中越大震災により、一般県道小千谷長岡線の長岡市妙見町で、幅(道路方向)240メートル、長さ(奥行き)140メートル、厚さ約30メートル、推定崩壊土砂量60万立方メートルの大規模な崩壊が発生しました。この土砂の崩落により、走行中の車両4台が巻き込まれ、2人の尊い命が失われました。
 長岡市、小千谷市と社団法人中越防災安全推進機構では、震災の体験や教訓、そして全国からの支援に対する感謝の気持ちを伝える拠点として、4つの施設と3つのメモリアルパークの整備を行い、「中越メモリアル回廊」として位置づけました。この妙見の崩落現場は、その一つとして、被災者追悼の祈りの場、そして、あの地震を忘れまいとする記憶の継承の場として保存されています。

関係機関リンク先

中越メモリアル回廊(公益社団法人中越防災安全推進機構のホームページへリンクします)<外部リンク>

越後長岡百景位置図

 妙見崩壊現場(現・妙見メモリアルパーク)周辺地図(地図内の赤字番号は、百景の番号)の画像
妙見崩壊現場(現・妙見メモリアルパーク)周辺地図(地図内の赤字番号は、百景の番号)

越後長岡百景位置図(全体地図)[PDFファイル/724KB]

 

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