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【長岡】腸管出血性大腸菌に注意しましょう

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0053208 更新日:2020年6月25日更新

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腸管出血性大腸菌感染症(O157など)について

流行状況(新潟県感染症情報)(新潟県健康対策課ページへリンク)

・大腸菌は、家畜や人の腸内に存在し、そのほとんどは無害ですが、人に下痢などを起こすものがあり、病原性大腸菌と呼ばれています。
・その中には、ベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎などを起こす、腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあります。
・腸管出血性大腸菌には、代表的なO157の他にO26、O111、O128、O145など多くの種類があります。

※毎年、夏になると感染する方が増える傾向があるので、注意が必要です。

症状

主な症状は、

  1. 下痢(水様便、血便)
  2. 激しい腹痛、吐き気・嘔吐
  3. 発熱(認めないか軽度)  です。

・潜伏期間は平均2~5日です(1週間以上のこともあります)。
・重症の場合は、溶血性尿毒症症候群(HUS)になり、これは死亡することもある重篤な合併症です。HUSになると、腎機能悪化(尿が出ない)、脳症(傾眠、多弁、幻覚、けいれん)などの症状が出ます。

 

症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診してください。
特に、高齢者や小児(10歳以下)は重症化しやすいです。

予防のポイント

予防のポイントは、正しい手指衛生と食べ物の取り扱いです。


1.手洗い
・石けんと流水でよく手を洗いましょう。
・トイレ後、調理前、生肉を触った後、生で食べる食品を触る前などに手を洗いましょう。

2.食品の十分な加熱と洗浄
・肉は生で食べずに、しっかり中心部まで加熱しましょう(大腸菌は、75℃で1分間以上加熱することで死滅します)。
・焼き肉やバーベキューをするときは、生肉をつかむ箸やトングと、食べる箸を区別しましょう。
・生野菜を食べる場合は、流水で十分に洗いましょう。

3.調理器具の使い分けと洗浄
・まな板や包丁などは、肉用・魚用・野菜用など、使用目的別に使い分けましょう。
・使用後は、洗剤でよく洗い、乾燥させた後、保管しましょう。


※わき水の利用についても注意が必要です。

参考リンク

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