戦略的社会資本整備プログラム ~都岐沙羅の地域づくりを目指して~
社会資本の整備については、県民の誰もがいきいきと生活し、活力と魅力に満ちた新潟県を実現するために、着実に進めてきましたが、経済の長期低迷による財政状況の悪化や少子高齢化の進展により、今後、投資の減少が見込まれる状況においては、その計画から実施に至る各過程におけるより一層の透明性の確保、事業の更なる効率化、重点化等が求められています。
このような社会情勢の変化を背景に、本県は、平成13年度からスタートさせた「新潟県長期総合計画(新潟・新しい波)」で今後10年間の県土づくりの基本方向を示しました。それを受けて、当地域における振興方向を定めた「村上・岩船地域振興計画」を策定し、<食の魅力に包まれた”都岐紗羅”><ふれあいによる”都岐紗羅”のまちづくり>を戦略テーマに地域の将来像をまとめたところです。
一方、新潟県土木部が、「社会資本の整備目標」を策定し、今後進めるべき社会資本整備の将来目標と早急に取り組むべき目標を明確に県民に示したことを受けて、村上・岩船地域の特性を踏まえた効率的・効果的な社会資本整備の基本的な方向を示す「村上・岩船地域戦略的社会資本整備プログラム」を策定し、今後10年間における具体的な整備プログラムをここに明確にしました。
社会資本整備全体の基本方針
1 高速交通体系の確立と地域内外の交流・連携ネットワーク道路を整備します
日本海東北自動車道(以下「日東道」という。)と新潟山形南部連絡道路の建設を促進するとともに、地域が一体となって発展していくため、日東道アクセスを軸に地域内外の交流・連携ネットワーク道路の構築を図るものとします。地域の将来像実現のための骨格となるネットワーク道路は、通年交通・2車線確保等、整備水準の向上を図るものとします。
地域内外の交流・連携ネットワーク道路は、地域振興方向より次の機能を有するものとします。
| ●市町村ネットワーク機能 |
:日東道ICと各市町村の中心地間及び各市町村の中心地相互のアクセス機能 |
| ●観光ネットワーク機能 |
:日東道ICと主要観光地間及び主要観光地相互のアクセス機能 |
| ●産業ネットワーク機能 |
:日東道ICと物流拠点間及び物流拠点と各市町村の中心間のアクセス機能 |
| ●救急医療ネットワーク機能 |
:救急告示病院と各市町村の中心地及び救急車両基地である消防署間のアクセス機能 |
| ●災害緊急活動支援ネットワーク機能 |
:地震災害時の緊急輸送機能(緊急輸送道路) |
| ●広域ネットワーク機能 |
:広域道路整備基本計画で策定された広域道路該当区間 |
2 豊かな自然と調和しながら地域を災害から守ります
土砂災害、河川の氾濫等自然災害の防止と、高潮・波浪・海岸侵食から幹線道路や家屋を守るために、治山・治水及び海岸保全施設を適切に行うものとします。また、整備にあたっては、地域の持つ豊かな自然環境との調和に配慮するものとします。
3 都市と中山間地の快適な生活環境を確保します
都市部においては、交通の円滑化と快適で安全な歩行空間を確保するための道路整備を推進し、中山間地においては、緊急、救急、災害時に集落が孤立しないように、集落までのアクセス道路を確保します。
村上・岩船地域戦略的社会資本整備プログラム
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