ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 村上地域振興局 農林振興部 > 【村上】刈払作業安全のため、「股バンド」着用をお奨めします

本文

【村上】刈払作業安全のため、「股バンド」着用をお奨めします

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052983 更新日:2019年3月29日更新

刈払機による事故原因で多いのは、「転倒」と「キックバック」です

 刈払機が関係した事故を「林業・木材製造業労働災害防止協会」のウェブサイトで検索すると、2000年(平成12年)以降27件起きています。これを原因別で見ると「転倒・転落」が10件、「キックバック」が8件、などとなっています。
 その際、従来の肩掛け腰バンドでは、刈払機の「ずれ上がり」が起こり、足が刈刃に接触してケガを負うことが多いようです。刈払機における事故防止のために、転倒・転落とキックバック時での対策が必要です。

刈り払いされた造林地の画像
写真:刈り払いされた造林地

林業・木材製造業労働災害防止協会<外部リンク>

「股バンド」着用が、転倒・キックバック時の事故を防ぎます

 昨年(2009年)行われた林野庁の国有林野事業業務研究発表会にて、民間企業より「刈払機作業時の股バンド着用」について発表があり、その後「日本農業新聞」で取り上げられ、反響を呼んでいます。
 ここではその発表内容(抜粋)を紹介します。

図:刈払機での【転倒】による災害の画像
図:刈払機での転倒による災害

「転倒」による災害では、刈払機の「ずり上がり」により「刈刃への接触」が発生します。

刈払機での【キックバック】による災害の画像
図:刈払機でのキックバックによる災害

「キックバック」による災害でも、やはり刈払機の「ずり上がり」による「刈刃への接触」が発生します。

「股バンド」による刈払機「ずり上がり」の防止の画像
図:「股バンド」による刈払機「ずり上がり」の防止

「股バンド」の着用により、「刈払機のずれ上がり」による災害発生が防げます。

股バンドの特徴(1)ずれ上がり防止の画像
図:股バンドの特徴(1)ずれ上がり防止

「股バンド」が「ずれ上がり」を防止し、刈刃と足との接触を防ぎます。

股バンドの特徴(2)誰でも簡単に作れるの画像
図:股バンドの特徴(2)誰でも簡単に作れる

材料はホームセンター等において1000円程度で購入でき、誰でも作れます。

  • 平バンド(長さ約1m、幅3cm)
  • バックル(脱着のため。幅3cmのバンドに対応するもの)
  • イタ送り(長さ調節のため。幅3cmのバンドに対応するもの)
  • カラビナ(刈払機との連結のため)

股バンドの特徴(3)使いやすいの画像
図:股バンドの特徴(3)使いやすい

  • 耐久性のある、軽量の素材を使用
  • 着脱が容易で、作業効率を著しく低下させない

「日本農業新聞」にも取り上げられ、反響を呼んでいます

  • 2009年12月11日付け記事「股バンドで事故ゼロ 刈り払い機用 企業が考案」
  • 2009年12月17日付け記事「刈払機用股バンドに反響 1000円で自作OK」

このページはリンク自由です

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ