新潟県では、公共木造施設での「越後杉ブランド」等の県産材利用を進めています。本ページでは、このほど補助金事業を導入し完成した「日本海スケートパーク」について紹介します。
スケートコース(バーティカルランプ)全景;表面はMDFですが、骨組み・下地には越後杉ブランドがふんだんに使われています
事業概要
事業主体である「日本海スケートボード協会」(村上市)は、2003(H15)年以降、村上市より旧市民体育館を借り受け、「日本海スケートパーク」として施設整備を進めるとともに、スケートスクールを同所にて開講し、本県スケートボード競技の技術向上に貢献されてきました。
昨年(2009年)の「トキめき新潟国体」では、同パークがデモンストレーション競技の会場となり、一躍注目を集めることとなりました。
このたび、県単の補助金「越後のふるさと木づかい事業」を導入し、日本最大級の「世界基準バーティカルランプ」を設置。越後杉の温もりあふれる施設を整備するとともに、全国大会等を誘致し、多くの人にスケートボード競技と「越後杉」を周知することとなりました。
・施設の規模:幅14.2m、奥行き15.0m、高さ4.45m
・越後杉ブランド使用量:19.9m3(越後杉合板・越後杉ドライ)
・補助事業名:「越後のふるさと木づかい事業」
・木材利用の特徴:コースの表面にMDF(「中密度繊維板」という木質ボードの一種)を使用した以外は、ほとんど「越後杉ブランド」を使用(コース下地・骨組み・外壁・手すり・階段など)。
新施設は2010(H22)年7月12日に竣工し、同17日にオープン、翌18日には記念セレモニーが開かれ、県議会議長・村上市副市長・村上地域振興局長などが出席しました。
写真:コースの下地、外壁、階段などに越後杉ブランドを使用
写真:越後杉ブランド使用を周知する看板
「越後のふるさと木づかい事業」について
本事業は、公共的施設等での県産材利用を定着させるため、県民の多くが利用する施設の建設を支援することにより、県民に対して「木づかい」の理解を深める場を提供し、越後の木の良さを普及するとともに、他の公共的施設や民間住宅での利用促進を図ることを目的としています。
○ 補助対象経費:越後杉ブランドまたは県産材を使用する際の「木工事費」
○ 補助率等:補助対象経費の1/2以内(補助金額は1000万円が上限)
○ 事業主体:学校法人、社会福祉法人、NPO法人等