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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号78)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052853 更新日:2021年1月22日更新

湊町の歴史を伝える青い錨(珍風景番号78)

長さは1.5mくらいですの画像
長さは1.5mくらいです

 村上市塩谷地区は、北前船との交易で栄えた歴史をもつ湊町です。

 塩谷の発展を支えた北前船とは、江戸時代から明治時代にかけて、品物を買い付けながら北海道と大阪を往復していた船です。塩谷は、北前船が立ち寄る湊として、荒川対岸の海老江地区・桃崎浜地区と共に“荒川三湊”と呼ばれ、北前船との交易により、酒造業や船大工、船問屋などが発展しました。

 塩谷地区の中央に位置する塩竈(しおがま)神社には、明治時代前半まで実際に北前船で使われていたと言われる錨が奉納されています。

 ちなみに、千石積みの北前船は写真のような四爪錨(よつめいかり)を8つ積んでいました。錨の重さは最大で約100貫(約375kg)、そこから順に5貫目(約18.5kg)ずつ軽くした錨を装備していたそうです。

 塩竈神社に奉納された錨は1.5mくらいの大きさですが、100kg以上の重さがあるそうです。塩谷には、北前船との交易で栄えていた頃の家屋も残っていて、出格子の町屋が連なる風情のある町並みとなっています。ぜひ散策してみてください。

 今回は、北前船の寄港地。塩谷地区の湊町としての誇りを感じる珍風景を紹介いたしました。

塩竈神社(平成24年の塩谷大祭時)の画像
塩竈神社(平成24年の塩谷大祭時)

歴史薫る塩谷の町並みの画像
歴史薫る塩谷の町並み

これまでの珍風景

茂助地蔵の言い伝え(珍風景番号77)の画像

茂助地蔵の言い伝え(珍風景番号77)
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村上市内ではここだけ?さざ波鮭とば(珍風景番号76)
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鮭太郎が詣でる神社(珍風景番号71)の画像

鮭太郎が詣でる神社(珍風景番号71)
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