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【南魚沼】地域整備部 南魚沼市塩沢地内(道路改良・電線共同溝工事)
事業の必要性・事業概要
一般県道仲田塩沢線は、JR上越線と国道17号に挟まれた塩沢の市街地の牧之通り商店街に面した重要な路線です。
以前の牧之通り地区は、幅員が狭く歩道が未整備だったため、歩行者の安全が確保されていない状況でした。
地域では、通学児童を始めとする歩行者の安全確保に向けた道路整備の要望を行うとともに、地域住民が「塩沢らしい街づくりを考える会」を設置し、塩沢の伝統・文化を活かしたまちなみづくりに取り組んできました。
地域整備部では、賑わいのあるまちづくりに向けて、地域住民と協働しながら広幅員の歩行者空間の整備と電線類を地中化する道路整備を進めてきました。
事業概要
- 事業名 地方道路整備臨時交付金事業
- 路線名 一般県道 仲田塩沢線(街路名 3・4・32.塩沢中通り線)
- 事業延長 L=450m
- 幅員 W=6.0(16.0)m 両側歩道3.5m
- 事業期間 平成13~22年度
整備前の写真
現在の状況(平成21年12月1日現在)
- 全区間450m(第四銀行前の交差点から宝井写真館前まで)の工事が完了しました。
- 地元のまちなみづくりと調和のとれた街路空間が整備され、観光客でにぎわっています。
電柱撤去後の写真
観光客の写真
事業効果
沿道住民が県の「まちなみ空間創出支援事業」を活用してセットバック部分(民地2m)に雁木を整備しました。3.5mの歩道とあわせて5.5mの歩行者空間が整備され、通学児童の安全で安心な通行が確保されています。
平成21年度に電線類の地中化を行い、既存の電柱の抜柱も完了しています。
電線類の地中化により、景観の向上を図るとともに、台風や地震といった災害時に、電柱が倒れたり、垂れ下がった電線類が緊急用車両の通行の邪魔をするといった危険がなくなり、防災に優れた道路となっています。
完了後のにぎわい状況
整備前の写真
整備後の写真
整備前の写真
整備後の写真
位置図
位置図