新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中のイベント:草刈りアート日本選手権

 イベント:草刈りアート日本選手権

2010年01月20日
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日本草刈りアート選手権 ~畦の草刈りをアートにして楽しもう~

平成21年7月19日(日)、南魚沼市栃窪(とちくぼ)集落において「第2回 草刈りアート日本選手権大会」が開催されました。地球泉隊のーりんジャーも参加しました。

棚田草刈りアート日本選手権大会とは

○出発点は・・・
栃窪集落では農業生産法人「とちくぼパノラマ農産」を立ち上げ、無農薬・低農薬農業に取り組むとともに、草刈りも除草剤を使わず行っています。中山間地域の棚田は、田んぼより畦のほうが広いといわれるくらい法面が長く傾斜もきついため、草刈りは重労働でした。そんななか住民の遊び心がきっかけで棚田斜面の草刈りがアートになり、平成20年度のイベント開催へと繋がりました。

○地球泉隊のーりんジャー見参!
平成21年7月19日、第2回目となる棚田草刈りアート日本選手権大会に当農林振興部から地球泉隊のーりんジャーも参加しました。南魚沼市内外から24チームが参加し、開会式では選手宣誓を務めさせていただきました。炎天下のなか草刈り機2台と鎌4本で作業を行い、長さ80m、高さ8mの長大なキャンバス(法面)に『のーりんジャー見参』の文字を浮かび上がらせました。

開会式での選手宣誓

選手宣誓後には、のーりんジャーアクション


炎天下の草刈り作業はツライ

完成作品『のーりんジャー参上!』。米粒大に見えるのーりんジャーからもキャンパスの大きさがうかがえます


○交流会・表彰式
夕方からは審査員や栃窪集落の方たちとの交流会・表彰式が開かれました。地元の各団体の代表者のほか、集落やNPO法人「TAPPO南魚沼やまとくらしの学校」と交流のある江口歩さん(新潟お笑い集団NAMARA代表)、渡辺誠介准教授(長岡造形大学)も審査員として参加、江口さんは表彰式のコーディネーター役を務めました。個性的な参加選手のキャラクターをうまく引き出しながら笑いの絶えない和やかな表彰式、そして活気あふれる交流会となりました。
残念ながらのーりんジャーは賞をいただくことはできませんでしたが、地元栃窪の方々や栃窪にゆかりのある首都圏からの参加者と楽しく交流ができました。

NPO法人「南魚沼やまとくらしの学校」とは

栃窪集落は南魚沼市の南西部の山あい、標高500mのところに60世帯が暮らしています。自然に恵まれた棚田でコメづくりが行われていますが、高齢化も進んでいます。この集落の活性化を図ろうと、住民と東京に本部を置くNPO法人エコプラスが共同で「TAPPO南魚沼やまとくらしの学校」を平成19年度に設立しました。地域の豊かな自然や食などを活用した各種プログラムを企画し、都市住民との交流を図るとともに、アンケートや村づくり会議などを開催し、地域活性化の方向性を探りながら村づくりに取り組んでいます。

【プログラムの内容】

   プログラム名                      内    容
 田んぼのイロハ  昔ながらの手植え・手刈り・天日乾燥などの実習、米づくり座学など。
 山の上の母ちゃんの畑と料理  山菜採りや野菜の種まきを体験するとともに、自然の恵みを生かした素朴な料理を体験する。
 生態系調査  農地・水・環境保全向上対策の一環として生き物調査・観察を実施し、その継続により生態系の保全を目指す。
 草刈りアート選手権  全段参照

このような集落内組織(自治会、農業生産法人、PTA等)とNPO法人の連携した取り組みが評価され、平成21年度田園自然再生活動コンクールで「パートナーシップ賞」を受賞し、1月15日には名古屋市で開催された田園自然再生セミナーにおいて表彰されました。

表彰式にて赤松農林水産大臣と記念撮影

おわりに

南魚沼農林振興部では、環境や循環型社会づくりが現代社会の大きな課題となる中、「環境」「共生」「循環」を重要テーマと位置づけ、農業、農村、森林・林業の各分野において循環型社会づくりに取り組むため、「農林業が拓く持続可能な未来づくりプロジェクト」を立ち上げ、部内の横断的組織であるワーキングチームを設置し、さまざまな活動を行ってきました。
そのような活動の一環として栃窪集落やTAPPOとの村づくり会議や循環型社会のモデル地域をつくるための構想ワーク、そして今回の草刈りアート選手権などを通じて交流してきました。現在、栃窪とTAPPOは連携が非常にうまく取れた活動を行っています。全ての人々が栃窪を愛する心をもち、交流した方々との繋がりを大切にし、自分自身が楽しみながら活動に関わっています。それは中山間地域の抱える多種多様で困難な課題を解決するための大前提だということを、われわれも栃窪の方々も信じています。
まだまだ道半ばではありますが、南魚沼農林振興部は今後も地域活性化、そして持続可能な地域づくりを目指し、栃窪をはじめとする様々な集落に対して地域支援を行っていきたいと思います。