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新潟県ホーム の中の観光・イベントの中の【南魚沼の魅力】白瀧酒造(しらたきしゅぞう)
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【南魚沼の魅力】白瀧酒造(しらたきしゅぞう)

2014年06月17日
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 「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」を開発し、これまでの日本酒のイメージを大きく変えた蔵元「白瀧酒造(しらたきしゅぞう)」をご紹介します。

創業は江戸時代

「白瀧酒造」の創業は、安政2年(1855年)と江戸時代まで遡ります。
 ペリーが浦賀港に黒船を率いて来日したのが1853年ですから、鎖国から開国へと突き進む激動の時代のさなかの創業でした。

雪景色の蔵。「湊」は創業者である「湊屋藤助」に由来する


 湯沢は越後と江戸とを結ぶ、三国街道の宿場町だったため、初代当主の湊屋藤助(みなとやとうすけ)はここに宿を開き、宿泊客や旅人に茶菓子と酒を提供したのが、蔵元のはじまりです。
 以来、豪雪地帯ならではの三国山脈からの豊富な雪どけ水を水源とし、蔵の地下にある井戸からくみ上げる「水」を大切にした酒づくりをしています。

越後湯沢駅から歩いてくる場合は、この建物を目印に

湯沢の地下水脈を追って

 新潟県が、日本酒王国として全国に名を知られるのも、新潟の酒蔵の皆様の努力の結晶であるとともに、その「酒」の原料ともなる「米」「水」に恵まれていることも理由の一つに挙げられます。
 
 その「水」について、白瀧酒造では、創業以来一貫して、敷地内の井戸からくみ上げられる地下水を利用しています。湯沢の地下水の水脈は、大きく分けると3つの層に分けられ、浅い方から順に、①鉄分の多い地下水脈、②鉄分の少ない軟水の地下水脈、③温泉水脈となっているそうです。そして、酒造りにもっとも適しているのが、②の鉄分の少ない地下水となっています。

 「米」については、山田錦や五百万石という品種を使用しています。酒に使うには、食用よりも多めに精米して60%ほど削るため、小粒な米粒となります。また、白瀧酒造は他の酒蔵よりも精米歩合が高いのが特徴となっています。これは、白瀧酒造が純米吟醸酒中心の酒造りをしているからだそうです。

米を発酵した「麹」

季節の移り変わりを感じられる日本酒

 スーパーの日本酒コーナーに季節感と「華」を作り出したい。そして、野菜や魚、肉とともに、買い物かごに「上善如水」のビンを入れて欲しい!との想いから、季節毎にデザインを変えた「12ヶ月の上善如水」がうまれました。

 花見の春、夏祭りの夏、十五夜の秋、雪の冬、と12本はそれぞれの季節感をイメージしたデザインとなっています。特筆すべきは9月の上善如水。満月の形をしたボトルに白い兎が描かれています。

 詳しくは白瀧酒造の公式ホームページをご覧下さい。また、この売上の一部は、この【南魚沼の魅力】でもご紹介した「苗場インデペンデンス・ボードウォーク」のボード整備の協賛金に積み立てられています。

2010年の「12ヶ月の上善如水」

飲まない日本酒?

 日本酒をあまり飲まない女性にも「上善如水」の名を知って欲しい、との願いから「上善如水」の成分を用いた基礎化粧品が開発されました。

 日本酒を毎日飲む女性は少ないかもしれない。でも、基礎化粧品であれば1日2回は使うはず、その化粧品のボトルに「上善如水」の名が入っていれば、毎日目にとまる・・・との想いから生まれたのが「上善如水」の化粧品です。いまでは、地元湯沢の旅館や、新潟・古町、長岡の美容院、インターネット通信販売などで取り扱っています。

 これまでも、酒風呂などで日本酒の美容効果は実証済ですが、日本酒を成分に用いた「基礎化粧品」は、めずらしいことではないでしょうか。

「上善如水」シリーズの化粧品

日本酒は世界の酒になる

 白瀧酒造では、日本酒市場としては、国内は成熟してしまっていると考えています。このため若い女性をターゲットにした「上善如水」を開発してきました。
 そして、白瀧酒造がめざす次なるステージは、国外市場です。アジアを中心に、欧米諸国へも販路を拡大し、すでに海外出荷比率は8%に達しています。

 出荷国・地域は、アジア諸国から広がり、太平洋をぐるりと取り囲んでいます。

 また、白瀧酒造には、ショールームが併設されています。ここでは、製造している日本酒のラインナップを一覧できる上、白瀧酒造が「酒」のさらなる普及にかける熱い想いを伺うこともできます。

 試飲にも対応できるとのことですので、ご希望の場合は、申し込んではいかがでしょうか。

ショールームに並ぶ日本酒達

新しいコンセプトを持った日本酒「上善如水」

 白瀧酒造の看板商品であり、日本酒のイメージをがらりと変えたのが「上善如水」(ジョウゼンミズノゴトシ)です。

 この「上善如水」は明確なコンセプトをもって平成の世になってから誕生しました。
 そのコンセプトとは、主に次のようなものです。
1.若い女性にのんでもらえる日本酒、
2.美味しい日本酒を手に入れやすく、
3.レストランやバーでも嗜める日本酒、
こうした観点から、主に首都圏などの大都市圏で消費して欲しい商品として生まれました。

 まず若い女性にのんでもらえる日本酒、との願いをかなえるために、これまでとビンのデザインを一新させ、ワインボトルのような外観・ワープロ字体のラベルを採用しました。
 味」についても日本酒独特の味を取り払い、フルーティーな味わいにすることでとても飲みやすい日本酒になりました。

 次に、美味しい日本酒を手に入れやすくするため、販路をこれまでの酒屋中心から、スーパーなどの日常買い物に立ち寄るお店中心へと大きく舵を切り替えました。こうしたお店に並べるためにも、ビンのデザインを一新させました。

 さらに、レストランやバーでも嗜める酒を目指した結果、先述の通りワインボトルのようなデザインのビンが完成しました。イタリアンやフランス料理のテーブルに、白ワインの代わりに「上善如水」を置いてほしい、そんな願いも込められています。

 蔵元の薦める上善如水のおいしい飲み方は、冷やで、あゆの塩焼きなどのアッサリした料理と一緒に楽しむことだそうです。



純米吟醸「上善如水」

蔵元おすすめのお酒

数ある日本酒の中でも蔵元おすすめのお酒を伺いました。

【「湊屋藤助」純米大吟醸】
 1989年に、白瀧酒造としてはじめて「白瀧」の名が付かない酒として誕生しました。「湊屋藤助」とは、白瀧酒造の創業者の名前に因みます。

 新潟県産の酒造好適米「越淡麗」を原料にした、厚みのある味わいでありながら飲みやすさのある中口の純米大吟醸酒です。
酵母も新潟県の県木である雪椿の花から採取した希少な酵母を使用しています。「米」「水」「酵母」「環境」これらが一体となって醸された、新潟の人・風土を思わせるお酒ができました。
うまみのある「湊屋藤助」には、旬の野菜の天ぷらなどとともに味わうのが蔵元のおすすめです。

「湊屋藤助」純米大吟醸

【「淡麗魚沼」純米】

 こちらは、毎日の晩酌として日本酒をたしなむ40~50代をメインターゲットとして1998年に誕生した酒です。

 新潟県産の五百万石(酒米)、越後早生、ゆきの精などを使用して仕込んだ地産地消をめざした酒であり、「なめらか」「まろやか」で飲みあたりのよい味わいを楽しむことができます。

 ラベルのベージュがかった色合いは、「米・稲穂」をイメージした色合いとなっています。

 こちらは、ぬる燗・晩酌にして、味付けの薄い和食、サンマの塩焼きや冷や奴、漬け物とともに味わうのが蔵元のおすすめです。

「淡麗魚沼」純米

アクセスなど

○所在地:湯沢町湯沢  
○アクセス 関越自動車道湯沢ICから車で約5分
        JR上越線越後湯沢駅から徒歩5分
○問い合わせ先:白瀧酒造株式会社 電話025-784-3443
 なお、掲載内容については正確を期すよう努めていますが、限られた時間での取材であるため、不十分な点がある場合もあります。ご容赦ください。ご利用の詳細については管理者(下記問い合わせ先)にお問い合わせください。
問い合わせ先:白瀧酒造株式会社 電話025-784-3443