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「湊」は創業当時の屋号「湊屋」から
「白瀧酒造」の創業は、安政2年(1855年)と江戸時代まで遡ります。
ペリーが浦賀港に黒船を率いて来日したのが1853年ですから、鎖国から開国へと突き進む激動の時代のさなかの創業でした。
湯沢町は越後と江戸とを結ぶ、三国街道の宿場町だったため、初代当主の湊屋藤助(みなとやとうすけ)はここに居吞み酒屋を開き、行商人や旅人に酒を提供したのが、蔵のはじまりです。
以来、豪雪地帯ならではの三国山脈からの豊富な雪どけ水を水源とし、蔵の地下にある井戸からくみ上げる「水」を大切にした酒づくりをしています。
雪どけ水由来の軟水を使用した酒造り
新潟県が、日本酒王国として全国に名を知られるのは、新潟の酒蔵の努力の結晶であるとともに、その「酒」の原料になる「米」「水」に恵まれていることも理由の一つに挙げられます。
白瀧酒造では、地下で数十年間の“天然のろ過”を経てくみ上げられる軟水の特徴をそのまま表現できるような日本酒造りを目指しています。この軟水は、日本酒に繊細な味わいを与え、麹作りや温度管理など、全ての工程でその特徴を最大限に活かすよう細心の品質管理が行われています。これにより、各銘柄に特徴がありながらも、どれも飲みやすく雪解け水を思わせるような優しい仕上がりになっているそうです。
酒蔵に併設されている、白瀧酒造直売店「shop & taproom Flow」は、酒造りで使用している柔らかな仕込み水が汲めるオアシスステーション、白瀧酒造の多彩なラインナップを取り揃えた店内に、メダルサーバーで自由に試飲が楽しめるタップルーム、そしてインバウンド向けの日本酒ワークショップなどを行うラウンジを併設。
また、仕込み水を使った地元焙煎のコーヒーやドリンク、酒粕を使用したアイスクリームなどのノンアルコールメニューも提供しており、お酒を飲まない方やお子様も楽しめます。
代表銘柄「上善如水」の精神である「Go with the Flow」をコンセプトに、日本酒を通じて、世界中の人々の合流・交流を生み、新しいSAKEカルチャーを醸していくハブとしての役割を担います。
白瀧酒造直売店 shop & taproom Flow公式ホームページ<外部リンク>
【問い合わせ先】
白瀧酒造直売店 shop & taproom Flow
電話 025-775-7422
酒蔵見学は、時期限定です。
最新情報はホームページをご覧ください。
白瀧酒造株式会社 公式ホームページ<外部リンク>
数ある日本酒の中でも酒蔵おすすめのお酒を伺いました。
「上善如水 純米吟醸」
白瀧酒造の看板商品。
普段あまり日本酒を飲まない方でも飲みやすいスッキリとした口当たりと純米酒ならではのまろやかな旨味が特徴。
日常の食卓から特別なシーンまで、料理の種類を問わず手軽に楽しんでほしいとの願いが込められています。
こちらは冷やで、鯛の酒蒸し、生ガキなど、あっさりした料理と一緒に楽しむのがおすすめ。
「湊屋藤助 純米大吟醸」
1989年に、白瀧酒造としてはじめて「白瀧」の名が付かない酒として誕生しました。「湊屋藤助」とは、白瀧酒造の創業者の名前に因みます。
新潟県産の酒造好適米「越淡麗」を原料にした、厚みのある味わいでありながら飲みやすさのある中口の純米大吟醸酒です。「米」「水」「酵母」「環境」これらが一体となって醸された、新潟の人・風土を思わせるお酒ができました。
旨味のある「湊屋藤助 純米大吟醸」には、あゆの塩焼きや旬の野菜の天ぷらなどとともに味わうのがおすすめ。
「淡麗辛口 魚沼 純米」
「淡麗辛口 魚沼 純米」は魚沼の米と水で醸した、魚沼の魅力を存分に感じられる淡麗辛口の純米酒です。さらりとした味わいと程よい旨味、きりりと引き締まるあと味が特徴的。
冷酒からお燗まで幅広い温度帯で楽しんでいただける、コストパフォーマンスに優れた万能型の晩酌酒です。
焼き魚、焼き鳥(塩)、だし巻きタマゴなどの料理とともに味わうのがおすすめ。
白瀧酒造株式会社 電話 0120-85-8520
白瀧酒造株式会社公式ホームページ<外部リンク>
【補足事項】
本ページは新潟県南魚沼地域振興局企画振興部が作成しています。
掲載内容については正確を期すよう努めていますが、情報が不足する点もあります。
ご利用の詳細及び最新情報につきましては直接、施設管理者(上記問い合わせ先)へお問い合わせ願います。