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新潟県ホーム の中の自然・環境の中の【南魚沼】地域ぐるみのサル・クマ対策を始めませんか
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【南魚沼】地域ぐるみのサル・クマ対策を始めませんか

2015年03月30日

 南魚沼地域は、豊かな自然と山の幸に恵まれていますが、一方では、サルによる農作物被害の拡大と数年ごとに起こるツキノワグマの大量出没に悩まされています。
 そこで、南魚沼市と南魚沼地域振興局は、平成24年度から3年間「サル・クマ等と共存できる地域づくりモデル事業」に取り組んできました。

 サル・クマ被害防止のために大切なことは、次の3つです。
  1 サル・クマに餌を食べさせない環境を作ること。
  2 サル・クマが出てきにくい環境を作ること。
  3 地域ぐるみで取り組むこと。

仲の良い老夫婦

 言い換えれば、地域ぐるみで、サル・クマに餌を食べさせない環境、サル・クマが出てきにくい環境を作ることです。
 地域ぐるみの取組を成功させるには、関係者、一人ひとりに、この問題を理解していただき、協力していただくことが欠かせません。
 そこで、私たちは、いくつかの集落で、地域ぐるみの取組の大切さを学んでいただく勉強会を開催しました。
 また、その集落にとって効果的な対策は何かを調べ、実施する対策について関係者が合意形成する手法の一つである集落環境診断を実施しました。

 これらのことをより多くの方々に知っていただき、地域ぐるみのサル・クマ対策に取り組んでいただきたいので、勉強会の内容と集落環境診断を実施する前の説明をここに紹介します。
 勉強会の講師及び集落環境診断実施前の説明は、NPO法人新潟ワイルドライフリサーチ会長の山本麻希さんにお願いしています。

 なお、紹介に当たり、読みやすいように講演内容に加筆修正を加えていることを申し添えます。

講師プロフィール

氏  名:山本 麻希

出  身:東京都渋谷区

職  業
長岡技術科学大学 生物系 准教授
NPO法人新潟ワイルドライフリサーチ 会長
農林水産省 農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー
新潟県環境審議会 自然環境部会委員

専門分野:行動生態学、鳥獣被害防除、野生動物管理学。

 2011年(平成23年)5月に、野生鳥獣と人間の共存を目標に活動する任意団体「新潟ワイルドライフリサーチ」(現在、NPO法人新潟ワイルドライフリサーチ)を設立した。
 鳥獣被害に悩む市町村のアドバイザーを務める、現場へ出向いてカワウ、サル、クマ、イノシシの被害防止に取り組む、人材育成のための研修会を開催するなど、活発に活動している。
 平成24から26年度には、南魚沼市及び南魚沼地域振興局の委託を受けて「サル・クマ等と共存できる地域づくりモデル事業」を行った。

1 「地域ぐるみのサル・クマ対策」の勉強会

 開催日時:平成26年10月10日(金)午後7時から
 会  場:高田公民館
 演  題:集落で取り組むサル対策について

【概要】
サルは被害対策が難しい動物なので、行政と住民が役割分担して総合的な対策を実施しなければならない。

行政が急いで取り組む必要があるのは
 ①被害を出す群れの行動、規模、悪質さを把握すること
 ②群れを分裂させない方法で捕獲して、追い払いやすいサイズの群れに保つこと
 ③群れの居場所の情報を被害集落の住民、及び猟友会など捕獲担当者とリアルタイムで共有すること

住民が急いで取り組む必要があるのは
 ①電気柵等で畑の農作物を守ること
 ②サルを見たら追い払うこと
 ③放任果樹を伐採する、残さをなくすなど、サルが食べるものをなくすこと
 ④藪などを刈り払って見通しを良くすること
電気柵の上手な張り方は・・・
サルを追い払うときは・・・

電気柵の上手な張り方は・・・

サルを追い払うときは・・・

2 「集落環境診断」実施前の説明

 開催日時:平成25年11月3日(日)午前9時30分から
 会  場:船ヶ沢新田高齢者婦人活動施設「かけはし」
 演  題:集落環境診断とは?

【概要】
 初めて集落環境診断に参加する人を対象に、以下のことを説明
  ①集落環境診断の意義
  ②現地調査で注目すべき視点
  ③ワークショップを有意義かつ円滑に進めるための留意点
  ④選択可能なサル対策の例
  ⑤サル対策を進行管理するためのモニタリングの視点

集落環境診断の現地調査

集落環境診断の現地調査

ドングリの列

関連リンク

モミジの落ち葉の列

この記事に関するお問合せ

健康福祉環境部 環境課環境センター
電話:025-772-8154
FAX:025-772-2190