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通電性を確保した防草シート
電気柵が有効なのは、動物が高電圧のかかった導線に触れると、動物の体を通じて地面に電気が流れ、ショックを感じて近寄らなくなるからです。
導線に雑草が触れると漏電して電圧が下がり、動物が触ってもショックを感じなくなります。電気柵の能力を維持するには、周辺をこまめに除草しなければなりませんが、電気柵が長いと大変な労力です。
防草シートは雑草の繁茂を抑えられますが通電しません。そのため、動物が防草シートに乗って導線に触れても電気が流れないので、雑草が繁茂したのと同じ結果になります。
船ヶ沢新田に設置されている防草シートの試作品は、通電性を確保した物なので電気柵の有効性を損なわず、雑草の繁茂を抑えることが期待されます。
通電性を確保した防草シートの試作品です。
ストライプは織り込まれている導線です。