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■と畜検査・BSE検査

このコーナーでは、BSE検査を含めたと畜検査の流れについて説明します。

<生体検査>
牛や豚をと殺する前に、と畜検査員(専門の獣医師)が牛の健康状態を検査します。この際に牛が行動異常や神経症状を示していて、BSEが疑われる場合はと殺を禁止して、家畜保健衛生所に連絡します。体表の汚染がひどいものは、食中毒予防のためと畜場作業員に十分な洗浄を指示します。

<頭部検査・内臓検査・枝肉検査>
生体検査後、獣畜はと殺され、食用に適するかどうか、と畜検査員が1頭1頭すべての頭部、内臓、枝肉を検査します。

枝肉検査の様子の画像
枝肉検査の様子

<精密検査>
上記の検査で合否の判断ができない病変を認めた場合は、微生物学的検査、病理組織学的検査および理化学的検査を行い判定します。

<BSE検査>
生体検査において、BSEの疑いはないと判断された場合でも、行動異常や神経症状を示す牛についてはBSE検査を実施します。
牛の頭から採取した延髄の中に含まれている異常プリオンタンパク質を検出するエライザ法という検査を行います。この検査に合格すれば、食肉として流通しますが、不合格の場合は再び長岡食肉衛生検査センターでエライザ法による検査を行います。2回目の検査でも不合格の場合、国の検査機関に精密な検査を依頼します。国の検査機関では、新潟県で実施したBSE検査よりも精密な検査を行い、結果について専門家が会議で話し合います。不合格と判定されれば牛は焼却されるため、市場に流通することはありません。

BSE検査の様子の画像
BSE検査の様子

<合格検印>
頭部検査、内臓検査、枝肉検査、BSE検査に合格した枝肉に検印を押すと、枝肉の出荷が可能になります。

長岡食肉衛生検査センター

電話:0258-27-6508



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