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新潟県ホーム の中の教育・学習の中の教育下越205号

 教育下越205号

2010年08月11日

第1回中学校区訪問を終えて

 校区計画訪問を有意義に終えることができました。事務局校、会場校には様々なことでご配慮をいただき、感謝申し上げます。
 以下、第1回訪問についてまとめてみました。自校の取組の改善に役立てて下さい。

1「学力向上に向けた基本方針」について(自校、中学校区)
 今回の計画訪問を機に各校の研究主任がNRT等の結果を持ち寄り、共通の課題について分析し、連携して取り組もうとする姿勢が多くの中学校区で見られました。
 
2「学力の実態と目指す子どもの姿」について
 今までのNRTや全国学力学習状況調査などによる長期間での評価から、今後はWeb配信集計システムの活用による短期間での評価が可能になるとの声を聞くことができました。
 いくつかの学校に「現状分析・学力の実態」と「目指す子どもの姿」のつながりを強め、「方策」の実効性をより高めるようお願いしました。
 
3 午前の聴き取りについて
 校長のビジョンが明確な学校は、学校の取組に一貫性があり、成果が期待されます。
 一方で、校内の研修計画が不十分な学校がいくつか見られました。前年度からの積み上げによる具体的な方策の立案が望まれます。
 
4 研究授業について
 1人年3回授業公開を行い、管理職が積極的に授業参観を行っている学校がありました。(教員評価としても活用)
 一方で、教科部会等で学習指導案を十分検討していないと思われる学校もありました。
 授業後の協議を小グループ形式で行い、話し合いが充実した中学校区もあります。
「学力向上チャレンジシート」にかかわって以下を参考に学力向上の取組の一層の改善をお願いします。

授業改善

 「教え、考えさせる授業」「習得・活用・探究」「言語活動の充実」を意識した授業になっているでしょうか。
 本時の展開で、どこが「教える場面」なのか、どこが「考えさせる場面」なのか、毎時間2つの場面があるとは限りませんが、教師が意識して授業を計画しましょう。
 「習得」が完全になされてからでなければ、「活用」に移れないということではありません。
 習得したことを活用する中で、確実な理解と定着がなされていきます。「学び直し」や「スパイラル」がキーワードです。
 言語活動の充実を目指して、多くの学校で「ペア学習」など話し合いが取り入れられています。
 話し合いを実のあるものにするために、「何」を話し合うのか、「どんな目的」で話し合うのかを教師も子どもも明確に意識することが大切です。

年間指導計画の作成・改善

 教材配列だけでなく、その授業でどのような指導を行うか、年間を通して計画的に書き込みを入れる学校が多く見られました。
 教科書の採択を待って作業を始めるのではなく、学校課題に対応した取組をベースにして、早めに作成作業を行ってほしいものです。

学習習慣の確立

 多くの学校が、「学びマニュアル」のような手引きを作成、配布しており、保護者に対する情報提供にも積極的に取り組んでいます。
 中学校の定期テストにあわせた「家庭学習強調週間」を設定している中学校区がありました。
 また、予習を中心にした家庭学習に取り組んでいる学校もありました。家庭学習と授業とに強い関連性をもたせることが学習意欲の向上につながります。
《第2回計画訪問に向けてお願いしたいこと》
■提出するもの
 ○「学力向上チャレンジシート」(「年度途中」の欄に記入)
 (第1回訪問による訂正部分は、「見え消し」で修正)
 ○学力向上の中間まとめに関する資料等
  ・22年度NRTの分析
  ・全国学力学習状況調査の分析(実施した学校)
  ・年度途中の成果が分かる各種資料等
■提出期限
 ○10月29日(金)
 ※11月12日以前に訪問がある場合は訪問2週間前
■提出先
 ○市町村教育委員会 ○下越教育事務所(各1部)
 

新教育課程研究集会(下越地区)開催報告[7月5、12日]

 新潟県小・中学校新教育課程研究集会(下越地区)が、県立教育センターを会場に、7月5日に小学校部会、7月12日に中学校部会が開催されました。その概要をお知らせします。
 
【開会のあいさつ】下越教育事務所長
○ 新教育課程研究集会の趣旨
・『生きる力』をはぐくむためには、これまでの指導方法を見直し、十分に改善する必要がある。
・具体的な授業場面において、どのように授業改善を図っていけばよいか、共通理解を図る。そして、各学校、各郡市で新学習指導要領の趣旨を生かした教育課程の編成に取り組む。
○「分かる授業づくり」を全教職員による全校体制で進めていく。
 
【全体指導】義務教育課指導第1係長
<新学習指導要領の趣旨の実現を図る教育課程の編成・実施に向けて>
○ 新学習指導要領で求められる授業づくり
・基礎的・基本的な知識・技能の確実な定着
・知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の育成
 
1 授業改善の視点
(1) 教え、考えさせる授業(教師の指導の構え)
・教師が適切に「教える」ことで、追究の視点が明確になり、児童生徒が主体的に学習するエネルギーとなる。
(2) 習得・活用・探求する学習活動
・各教科等では基礎的・基本的な知識・技能を「習得」するとともに、それらを「活用」する学習活動を行い、問題解決的な学習や「探究」する学習活動へ発展させる。
(3) 言語活動の充実
・「書く」活動と「聞く」活動を重視する。
 
2 指導計画作成に当たっての留意点
(1) 授業時数等の取扱い
・長期休業中の授業日の設定、授業時数の弾力的な運用、体験活動実施時数の代替えについて。
(2) 移行期間中の対応
・特例告示を再確認し、標準時数を確保することなど。
・全面実施に向けては、第1章総則の「第4 指導計画の作成等に当たって留意すべき事項」に基づく対応を。
 
3「学習評価」について
・評価の観点の一部変更、評価する側の負担軽減のための工夫、4観点での評価や「目標に準拠した評価」の継続など。
 
4 新潟県における学力面での課題とその克服のためのポイント
・市町村間、同一市町村内の学校間で平均正答率の差が広がっていることなど(課題)
・Web配信集計システムによる学力診断及び授業改善支援を行う。授業改善に活用してもらいたい。
・学力向上の取組においては、「全校体制」と「連携」が重要なポイント。
 
【各教科等部会】
 小・中学校ともに14部会が設定され、研究員の発表と協議、受講者が持参した各校の教育課程編成にかかわるレポートに基づいた協議、そして、部会講師による指導が行われました。
 研究員の発表の概要は、「新潟県小・中学校新教育課程研究集会資料」(各校1冊送付済み)に掲載されています。また、「教育課程改善のポイント」、「全面実施に向けて各学校において取組が求められること」等について簡潔にまとめてあるページもあります。是非ご活用ください。
 

事故の未然防止と発生時の迅速な対応を

今年度の下越教育事務所管内の交通事故発生状況(7月末現在)は以下のとおりです。※数字は人数、()は「飛び出し」

   歩行中 自転車   管理下 管理下外 
 小学校  5(3) 4(4)  3  6 
 中学校  0(0) 3(1)死亡1  3  0 
 骨折等の重傷事故の他、死亡事故が1件発生しました。また、小学校では学校管理下外の事故が多発しています。そこで、特に、次の2点についてご配慮願います。
 ・交差点や車道への飛び出しの禁止、交差点での一時停止と左右確認の指導の徹底
 ・自転車の乗り方やルールの指導に関する家庭との連携の強化、ヘルメット着用の奨励
 交通事故以外では8件(受傷5件)の報告がありました。多くは転倒や落下によるもので、首から上のけがが多く見られました。
 学校事故の未然防止や事故発生時の迅速な対応を可能にするためには、全職員の危機管理意識を高めることが大切です。
 

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