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新潟県ホーム の中の教育・学習の中の学びいきいき中越第85号
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学びいきいき中越第85号

2019年03月11日

「資質・能力」の育成に向けて  新学習指導要領の深い理解を

 新学習指導要領は、小学校は2020年度から、中学校は2021年度から全面実施となります。
 中越教育事務所では、新学習指導要領の深い理解のために「授業改善リーフレット2019」を3月に発行する予定です。改訂の方向性を踏まえ、改訂の基本方針に示されていることを中心に解説します。その概要をお知らせします。

 1 「資質・能力」の3つの柱を関連させることで高まる「知識の理解の質」

 「内容ベースから資質・能力ベースへ」が改訂の大きな方向性です。「学習内容」(何を学ぶか)についての「学びの過程」(どう学ぶか)を質的に改善・工夫することによって、社会で発揮でき未来につながる力としての「資質・能力」(何ができるようになるか)を育成していくことが求められています。
 「資質・能力」は、右図のように3つの柱で再整理されました。「確かな学力・健やな体・豊かな心」を総合的に捉えて構造化したものです。この「資質・能力」について深く理解するためには、改訂の基本方針の一つ(下記)

再整理された資質・能力

にある「知識の理解の質」の意味をしっかり理解することが重要です。
 中越教育事務所では、総則の解説を踏まえ「知識の理解の質」が高いということを、「資質・能力」の3つの柱を相互に関連させて下記のように捉えました。
 リーフレットでは、このような状態を国語科の実践例や職業人の例で解説しています。

 2 「主体的・対話的で深い学び」を視点とした、「学びの過程」の質的改善

 「学びの過程」は、「主体的な学び」・「対話的な学び」・「深い学び」という3つの視点から質的に改善・工夫されることが求められています。3つの視点は「学びの本質」として重要な点を異なる側面から捉えたもので、優れた教育実践に共通する普遍的な視点です。リーフレットでは、それぞれの視点から見た授業改善の例を紹介します。
 一方で、3つの視点は「学びの過程」において相互に関連しています。リーフレットでは、そのつながりに着目し、関連の例を示しています。ぜひ、御活用ください。


※「授業改善リーフレット2019」は、3月下旬以降、中越教育事務所ホームページや新潟県教育支援システムからもダウンロードすることが可能です。

平成31年度の主な事業予定(お知らせ)

平成31年度の主な事業予定(お知らせ)(PDF形式  119 キロバイト)

児童生徒の自殺予防に係る取組を!生徒指導体制の整備を!

 平成30年12月、児童生徒の自殺予防に係る取組について、県教育庁義務教育課が通知をし、下記の3点について適切な対応をお願いしたところです。

 県内においては、中・高校生が自ら命を絶つという痛ましい事故が発生し、緊急事態が続いております。併せて、内閣府の「自殺対策白書」においても指摘されているとおり18歳以下の自殺は、年度始の進級・進学、学級編制等による環境や人間関係の変化などによる悩み・不安から、増加する傾向にあります。
 各校においては、これまで実施したアンケート調査、教育相談等の結果を見直し、悩みを抱える児童生徒の早期発見に努めるとともに、ハイリスクな児童生徒については、年度末年度始休業中に家庭訪問を実施するなど、積極的に家庭での様子を確認したり、相談の機会を設けたりして、継続的な見守りをお願いします。
 また、「SOSの出し方に関する教育」を、児童生徒の発達段階や地域の実情を踏まえ、年1回各教科等の授業の一環として実施することが求められています。平成30年9月に県教育庁義務教育課よりお知らせしました教材例(東京都教育委員会、北海道教育委員会の取組等)を参考に、「SOSの出し方に関する教育」を年間指導計画に位置付け、計画的な実施をお願いします。
 平成30年11月、生徒指導体制等の再点検について、県教育支援システムを利用して各校より回答をしていただきました。その結果から、12の設問のうち、未実施の項目について見直し・改善を図るよう市町村教育委員会を通じて該当校にお願いしました。特に、未実施の学校が多かった項目は下記の4つです。

 校内研修等において「いじめの解消」の内容の共通理解を図り、学校いじめ防止基本方針に確実に追記をすること、学校いじめ防止基本方針について保護者等に説明する場面を設定すること、いじめ対策に関する学校評価を実施し校内体制を改善すること、学校だより等を通じて学校のいじめの相談窓口を周知することが確実に行われるようお願いします。

管理手帳 中越版

◇年度末、年度始め非違行為根絶の確実な取組を!

 2月末現在の事故件数は64件となり、昨年度より4件増加しました。増加の主な要因は、負傷事故が11件も増加したことと交通事故が昨年度並みに多いことです。また、本年度も昨年度に引き続き飲酒運転事案が発生し、さらに交通死亡事故事案も発生してしまいました。本当に残念でなりません。加えて、車関係の事故防止の取組を継続して呼びかけている中、秋・冬に交通事故が続発し、まさに危機的な状況が継続しています。非違行為の根絶は、引き続き取組を強化していかなければならない課題です。
 年度の切り替わりの時期は多忙を極めます。ゆとりをもった安全運転、個人情報の適切な管理(特に、校内での取扱いとその後の保管、情報の引き継ぎや廃棄)、体罰を許さない見逃さない体制づくりなど、今一度各学校で確認、点検し、非違行為根絶の取組を計画的に実施して、信頼される学校づくりを進めるようお願いします。