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新潟県ホーム の中の教育・学習の中の中越教育事務所「所長室から」
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中越教育事務所「所長室から」

2018年05月01日

平成30年度のスタートに当たり

 今年度より中越教育事務所長を勤めさせていただきます 市川 茂明(いちかわ しげあき)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 各学校では、新入生や転入職員を迎え、フレッシュな風が吹き込まれたことと思います。1か月が経ちましたが、様々な教育活動が順調に動き出し、子供たちや教職員の笑顔があふれていることでしょう。
 新年度のスタートは、子供たちはもちろん、教職員も張り切って仕事に励んでこられたことと思います。そろそろ疲れが出てくる頃です。疲労から思わぬ事故等が心配されますので、忙しいとは思いますが、メリハリを付けて仕事を行うことで、心身のリフレッシュを図ってください。また、教職員同士で声を掛け合いながら、支え合うことができる温かい職員室の雰囲気をつくっていきましょう。

平成30年度新潟県教育委員会の重点施策

 平成30年1月に策定された「にいがた未来創造プラン」を踏まえ、「新潟県教育振興基本計画」の改定が進められています。この改定方針を受けた「平成30年度新潟県教育委員会の重点施策」は、以下のとおりです。

Ⅰ 一人一人の個性や能力を伸ばす教育の推進
 1 確かな学力の育成
 2 教職員の資質・能力の向上
Ⅱ 誰もが等しく豊かな教育を受けられる環境の整備
 3 経済的困難を抱える生徒に対する支援体制の充実
 4 地域と連携した学習支援、家庭教育支援の充実
 5 インクルーシブ教育システムの構築
Ⅲ 児童生徒が安全で安心して学べる学校づくり
 6 いじめ防止等の取組
 7 教職員が児童生徒に向き合える環境づくり
 8 学校施設の耐震化及び機能向上
Ⅳ 生涯学び活躍できる環境づくりと文化の振興
 9 地域社会と学校の連携の促進
 10 佐渡世界遺産登録の推進
Ⅴ その他
 11 教職員の非違行為(体罰を含む)の根絶

 「新潟県教育振興基本計画」の改定方針に基づいて編成された予算による施策が展開されることになります。中越教育事務所においては、管内市町村教育委員会その他の関係部局や各学校と連携を深めながら、県の教育施策の浸透並びに各市町村・各学校の課題解決に向けた取組の支援に、全力で当たってまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

平成30年度学校教育の重点(小・中・特別支援学校)について

 小・中・特別支援学校の学校教育の重点は、「学習指導」と「生徒指導」に焦点化されました。これは、次期学習指導要領の全面実施に向けて主体的・対話的で深い学びを実現するとともに、本県の重要課題であるいじめ防止に向けての取組を充実することへの強いメッセージでもあります。全教職員には、クリアファイルに表示したものを配布してありますが、常に意識しながら教育活動に当たってほしいと思います。

【重点事項1】「主体的・対話的で深い学び」の実現
 ○授業改善
 ・一人一人の教育的ニーズに応じた指導・支援を基盤とする。
 ・すべての教科等で、見通し・振り返りの学習活動や目的を明確にした学び 合いを取り入れる。
 ・「Web配信集計システム」を活用するなど、的確な実態分析に基づいて、実効性ある対策を立て、共通実践を進める。
 ・「教育支援システム」等を活用し、教育資料や指導技術の相互交流を図る。
【重点事項2】「いじめをしない、許さない、命を大切にする意識の醸成」
 ○道徳教育の充実
自己や他者、社会にとってよりよい判断ができるよう、ねらいに即した多様な指導方法を取り入れるなど、「考え、議論する道徳」を推進する。
 ○特別活動の充実
  意思決定し、合意形成を図ることができるよう、学級活動や児童会・生徒会活動での話し合いを大切にするなど、児童生徒主体の活動を推進する。
 ○人権教育、同和教育の充実
自他を大切にして行動できるよう、『生きる』を活用するなど、同和教育を中核とした人権教育を推進する。

学校訪問を大きく見直しました ~学校の主体性と負担軽減~

 今年度の学校訪問を以下のように大きく見直しました。見直しの趣旨は、市町村教育委員会並びに各学校の主体性を重視するとともに、学校や教職員の負担を軽減することです。中越教育事務所としては、より実効性ある学校訪問となるよう努めてまいります。

【中学校区訪問】
  昨年度まで、全中学校区を一律に訪問し、学力向上に向けての指導助言や情報提供を行ってきましたが、今年度から一律ではなく、中学校区のニーズに合った主体的な取組を支援する訪問に変更します。したがって、訪問の有無・回数・内容も中学校区の希望に応じることとします。
  中学校区のニーズに応じつつも、新学習指導要領の趣旨を踏まえ、「主体的・対話的で深い学び」が実現している児童生徒の姿を共有しながら、授業改善の意識がさらに高まり、中学校区や授業会場校の課題解決に資する訪問となるよう努めます。

【重点教科訪問】
  重点教科訪問は、教科を指定した中学校でグループを編成し、同一教科担当者で研修を行います。協働しながら研修を行うことで、教科の専門性や指導力を高め、授業改善につなげてもらうことをねらいとして行います。
  また、会場校が、校内研修と兼ねてもよいこととし、小学校教員の参加の有無や参加の仕方も柔軟に設定できるようにします。

【生徒指導訪問】
  昨年度まで、生徒指導に係る加配教員が配置された学校に対し、計画的に訪問指導を行っていましたが、今年度から管内小中学校の要請を受け、『生徒指導お助け隊』と称した要請訪問を行います。生徒指導に関するあらゆる事案の解消に向け、学校の困り感を同じ目線に立って支援できるよう心掛けます。
  臨床心理士やSSW等が訪問し、個別事案のコンサルテーション等の個別支援はもちろん、研修会の支援や緊急時の支援等、学校や市町村教育委員会の要請に応じたきめ細やかな支援に努めます。


  平成30年5月1日
「所長室から」(H30.5.1)(PDF形式  147 キロバイト)
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