ページ番号を入力
本文
新潟県では、「学校・家庭・地域」が連携して「いじめ見逃しゼロ」に取り組もうという目的で、今年度は全県の三会場で「深めよう絆県民の集い」を開催しています。
中越地区では、9月25日(月曜日)、長岡リリックホールにおいて「深めよう絆県民の集い」を開催しました。会場のコンサートホールに中越地区16市町村の保護者・地域住民・教員約600名が参加し、「いじめ見逃しゼロ~周りの大人に相談できますか~」のテーマで行いました。
いじめ見逃しゼロ県民運動の取組「CMコンテスト」エントリー作品を紹介しました。
十日町市立水沢中学校
中越教育事務所丸山辰志所長が開会のあいさつを行いました。続いて、「深めよう絆にいがた県民会議」宮薗衛 座長(新潟大学教育学部教授)から、「いじめ見逃しゼロ県民運動」の趣旨・活動について、参会者へ説明しました。
丸山 辰志 所長
宮薗 衛 座長
「いじめに強い学校・地域づくり」
上越教育大学教職大学院教授 赤坂 真二 様
赤坂先生からは、見えにくくなるいじめに、学校・家庭・地域がどう対応していくかを具体的に御講演いただきました。自尊感情を育てることがいじめ対策の遠回りのようで近道。自尊感情を高めるために、共感するシステムが、学校・地域にできているかが大切。そして、御講演の結びとして、「子どもにとってみれば、いじめ対策は人生がかかっている」と、力強く会場に訴えられました。
リレートークでは、話題提供者それぞれの立場から、今回のテーマに沿ったお話をしていただきました。
コーディネーターの上越教育大学教職大学院教授 赤坂 真二 様からは、「いじめ見逃しゼロに向け、自分は何ができるか、どうしたら子どもが周りの大人に相談できるのか」を話題提供者、参会者とともに議論を深めていただきました。
この集いが、今後、学校・家庭・地域が連携した「いじめ見逃しゼロ県民運動」の推進につながることを期待しています。