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平成29年度 深めよう 絆 県民の集い(中越地区)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051568 更新日:2017年10月3日更新

心つながる中越地区の集い

 新潟県では、「学校・家庭・地域」が連携して「いじめ見逃しゼロ」に取り組もうという目的で、今年度は全県の三会場で「深めよう絆県民の集い」を開催しています。
 中越地区では、9月25日(月曜日)、長岡リリックホールにおいて「深めよう絆県民の集い」を開催しました。会場のコンサートホールに中越地区16市町村の保護者・地域住民・教員約600名が参加し、「いじめ見逃しゼロ~周りの大人に相談できますか~」のテーマで行いました。

心つながる中越地区の集いの画像1心つながる中越地区の集いの画像2

開会前に

いじめ見逃しゼロ県民運動の取組「CMコンテスト」エントリー作品を紹介しました。

開会前にの画像

十日町市立水沢中学校の画像
十日町市立水沢中学校

開会のあいさつと趣旨説明

 中越教育事務所丸山辰志所長が開会のあいさつを行いました。続いて、「深めよう絆にいがた県民会議」宮薗衛 座長(新潟大学教育学部教授)から、「いじめ見逃しゼロ県民運動」の趣旨・活動について、参会者へ説明しました。

丸山 辰志 所長の画像
丸山 辰志 所長

宮薗 衛 座長の画像
宮薗 衛 座長

講演

「いじめに強い学校・地域づくり」
 上越教育大学教職大学院教授 赤坂 真二 様

講演の画像1講演の画像2 講演の画像3講演の画像4

 赤坂先生からは、見えにくくなるいじめに、学校・家庭・地域がどう対応していくかを具体的に御講演いただきました。自尊感情を育てることがいじめ対策の遠回りのようで近道。自尊感情を高めるために、共感するシステムが、学校・地域にできているかが大切。そして、御講演の結びとして、「子どもにとってみれば、いじめ対策は人生がかかっている」と、力強く会場に訴えられました。

リレートーク

 リレートークでは、話題提供者それぞれの立場から、今回のテーマに沿ったお話をしていただきました。

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  • 十日町市立水沢中学校
    生徒会長
     生徒会が行ったアンケートから、浮き彫りになった「いじめは、大人に相談できない」という課題に自身がリトルティーチャーとして取り組んだ道徳授業について。
  • 十日町市立水沢中学校
    教諭
     「いじめは、大人に相談できない」という課題に対しての取組を生徒が主体となって推進していく上での教職員の体制づくりやいじめ見逃しゼロの取組の紹介。
  • 上越教育大学4年生
     本人の経験に基づく、周りの大人へのSOSの出し方について。
  • 長岡市内小学校保護者
    大久保真紀 様
     ご自分のお子さんとの実体験から、子どもの気持ちへの寄り添い方や子どもにとって信頼できる親になるための提案。
  • いじめ見逃しゼロ県民運動
    個人サポーター
    新潟お笑い集団NAMARA 森下 英矢 様
     昨年度全県の集いで作成した「いじめ見逃しゼロ宣言」に基づく、いじめ見逃しゼロへの熱い思い。
  • 広域スクールソーシャルワーカー(弥彦村、南魚沼市、三条市、燕市)
    長田美智留 様
     青少年から相談を実際に受けたり訪問支援(アウトリーチ)による支援を行ったりしていることを基にした、子どもが大人に相談することへのハードルの高さやマイナス感情を吐き出させる方法についてのヒント。
  • 中越教育事務所 指導主事
    樋熊 敏文
     ある事例がいじめに該当するか否かに関しての参会者の見方の違いを基にした、いじめ認知に対しての課題の報告。

 コーディネーターの上越教育大学教職大学院教授 赤坂 真二 様からは、「いじめ見逃しゼロに向け、自分は何ができるか、どうしたら子どもが周りの大人に相談できるのか」を話題提供者、参会者とともに議論を深めていただきました。
 この集いが、今後、学校・家庭・地域が連携した「いじめ見逃しゼロ県民運動」の推進につながることを期待しています。

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