このページの先頭です メニューをとばして、このページの本文へ
新潟県ホーム の中の教育・学習の中の平成27年度 深めよう 絆 県民の集い(中越地区)
本文はここから

平成27年度 深めよう 絆 県民の集い(中越地区)

2015年10月01日

平成27年度 深めよう 絆 県民の集い(中越地区)

趣旨
 保護者及び地域の皆さんに「いじめ見逃しゼロ県民運動」を知っていただくとともに、学校・地域の取組の充実・活性化、社会全体でいじめ、不登校、暴力行為等の問題行動の解消及び未然防止に向けた気運を高める。

日時 平成27年9月14日(月)13:15~16:30

会場 長岡リリックホール

内容は下記のとおりです。

オープニング

 いじめ見逃しゼロ県民運動の今年度新たな取組「CMコンテスト」エントリー作品の紹介からスタートしました。
 その後、長岡市立青葉台中学校音楽部の皆様からは、宮澤賢治和歌、鈴木輝昭作曲「無伴奏女声合唱のための星翠譜より、きら星のまたたきに降る…」、後白河法皇和歌、西村朗作曲「無伴奏女声合唱のための組曲寂光哀歌より、さくら」の澄んだ歌声で、会場は心地よい雰囲気に包まれました。

趣旨説明・報告

 「深めよう 絆 にいがた県民会議」座長 宮薗 衛 様(新潟大学教育学部教授)から、「いじめ見逃しゼロ県民運動」の趣旨・活動について、参会者へのメッセージをいただきました。
 その後、中越教育事務所佐藤指導主事より「中越地区の問題行動等の現状について」を報告しました。

実践発表

○ 長岡市立東中学校PTA会長・鷲尾 達雄 様
長岡市立東中学校PTA

 東中学校PTA役員が中心となって、SNS使用についてのルールづくりの取組を発表していただきました。子どもたちにも問題意識をもってもらう道徳授業を学校と企画したり、保護者アンケートやPTA行事後の討論会をとおしてPTA会員に意識付けをしたりしながら取り組みました。そして、今年度4月のPTA総会で提案された3箇条は下記のとおりです。

第1条 午後9時以降にSNSを使用させない。
第2条 相手を傷つけない表現方法を家庭で指導する。
第3条 食事中と家庭団らん中は使用させない。
 「考えてから動くのではなく動きながら考える」がモットーの東中学校PTAのスムーズな取組、リーダーシップに、多くのことを学ばせていただきました。

○ 見附市内の4中学校生徒会代表の皆様

 見附市4中学校(見附中学校、南中学校、今町中学校、西中学校)の生徒会代表による「ネット利用に関する提言」を発表していただきました。
 昨年8月に実施した第1回各校生徒会代表者による研修会では、生徒アンケートの結果を基に市内中学生のネットに関わる問題点を洗い出しました。それを受け各校では課題解決の取組を行い、第2回目各校生徒会代表者による研修会では、下記のような4校共通のスローガンとルールが決定しました。

<スローガン> face to face
   ~時間と気持ちと言葉遣い~

<ネット利用に関するルール>
①22時にはネットを介しての連絡をやめる。
            「もう寝るね」運動
②送信する前に見直す。
③自分がされて嫌なことはしない。
 そして、3月末の第3回目各校生徒会代表者による研修会では、「1年間で終わらせない」「来年度はルールの徹底」が確認され、今年度も継続されているそうです。生徒会メンバーの交代による継続の難しさを見事克服した取組の紹介でした。

○ 柏崎市立柏崎小学校 生活指導主任 村山 智香子 様

 柏崎小学校では、平成26年度から児童会を中心にメディアルールづくりに取り組んできました。ルールづくりをとおして、全校児童が同じ気持ちでメディアの使用をコントロールできるようになってきたそうです。全校統一のルールの他に、1・2年生の「午後8時を過ぎたらゲームをしない」や「寝床にゲーム機を持ち込まない」といった学年毎のルールも決められました。

 今年度はさらに、家庭、地域と連携して、生活習慣の定着を図る取組に発展しています。中学校での取組を参考に、柏崎小学校がオリジナルに作成した冊子「マスターライフ」を活用して、「自主的な家庭学習」「メディアコントロール」「就寝時間を守る」の3つの生活習慣の定着を図る取組が進められています。
 子どもたちが自主的に取り組むルールづくりと家庭、地域、中学校と連携した取組は、大変参考になりました。

講演

  スマホとSNS時代で必要な“情報モラルの力”
 ~ネット社会で安全に賢く生きる子どもの育成は~
           講師:安心ネットづくり促進協議会 特別会員 桑崎 剛 様

 今年度の「絆集会」のテーマである「情報モラルの育成やネットトラブル防止」について、具体的でタイムリーなご講話をいただきました。講演の柱は、下記の4つでした。
 1 ネット社会とは(ネットの特徴)
 2 ネット社会と子どもたち(経緯、実態)
 3 子どものネット問題(課題と対応)
 4 まとめ(ネット社会の成熟のためには)

 子どもたちがネット社会で安全に賢く生きる方策を最新の幅広い情報や資料を基に、ご教示くださいました。「ネットに『地方』はない!」という危機感をもつことや「ルールづくりの大事なポイント」についても、具体的な例を挙げて力強く述べられていました。
 私たち大人が、ネット社会で生きる子どもたちのために、できることからやってみようという勇気をいただきました。


 当日は、560名余りの参会者がありました。
中越管内の大勢の教職員・PTA・地域の方々からお集まりいただき、まさに人と人との「絆」の大切さを確認する一日となりました。

 ロビーには、「いじめ見逃しゼロ県民運動」を支えていただいている県内の構成団体・協賛企業・サポーターの皆さんからのメッセージが展示されました。また、新潟県特別支援学校校長会主催の「いじめ見逃しゼロ標語・絆ポスターコンクール」の作品も展示され、参会者の目を引いていました。
 日頃より当活動に対してご尽力いただいている皆様、貴重な発表をしていただいた皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。