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新潟港臨港道路等における空洞調査結果について
5月16日の新潟港東港区臨港道路陥没事故を受け、翌17日から類似する臨港道路等の空洞調査を実施し、その調査結果がまとまりましたのでお知らせします。
1 調査内容
- 調査期間 5月17日から実施
- 調査区間 新潟東港・西港の海に面する臨港道路等
東港東埋立地 約2.0km
東港西埋立地 約1.5km
西港(中央地区)南物揚場・水産1号物揚場 約0.3km - 調査方法
- (1) 空洞探査車による地表面からのレーダー調査(※写真1)を実施。
- (2) (1)で空洞が疑われる箇所で、舗装版撤去又はコアボーリングにより空洞の有無を目視確認。
2 調査結果
空洞は33箇所で、その深さは0.04mから2m程度と確認しました。
なお、最も大きな空洞は深さ2m程度で2箇所(※写真2)、1m~2mの空洞は9箇所、確認しています。
- 東港東埋立地 12箇所
- 東港西埋立地 16箇所
- 西港中央地区水産1号物揚場 5箇所
- 西港中央地区南物揚場 無し
3 安全対策の状況
空洞を確認した箇所は全てバリケード等を設置し、周辺への立入りを制限しました。(※写真3)また、制限区間について関係者へ通知するとともにパトロールを強化しています。
4 今後の対応
5月16日の陥没箇所及び今回の調査で確認された空洞については、護岸基礎(鋼矢板)の腐食による土砂の吸い出しが主たる原因と推定されますが、緊急度に応じ順次、原因の特定と対策工事を進めています。
なお、他港の類似施設についても同様の調査を進めています。
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