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在来線高速化の概要

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051274 更新日:2024年1月4日更新

在来線の高速化とは

 在来線の高速化とは、地上設備の改良や高性能車両の導入により、最高速度や平均速度の向上を図ることをいいます。
 また、新幹線からそのまま在来線に乗り入れるミニ新幹線のように直通運転を可能にして、乗り換えの解消を図ることも考えられます。

在来線高速化の意義

ア.日本海を縦貫する高速鉄道網の構築

 新潟から北に伸びている羽越本線(新潟・新発田間は白新線)と、北陸新幹線と上越新幹線との間にある信越本線とを高速化することにより、東北から大阪まで、日本海側を縦貫する高速鉄道網の大動脈を構築することができます。
 この高速鉄道のネットワークは、日本海沿岸地域の連携と交流を飛躍的に高め、日本海国土軸の形成や多軸型国土構造への転換に寄与するとともに、高速道路網や新潟空港、新潟港の整備と相まって、本県の拠点性のより一層の向上をもたらします。

イ.交流人口の増大と地域振興

 高速化による時間短縮は、生活行動圏の拡大をもたらし、沿線地域の交流人口の増大が期待されます。この交流人口の増大は、地域を発展させる大きなチャンスとなります。
 北陸新幹線の長野開業や山形新幹線などでは、沿線自治体の「鉄道を核とした地域振興策」と相まって、地域開発に大きな効果をもたらしたことが確認されています。

  • 生活行動圏拡大による商圏の拡大
  • 企業立地の魅力向上による事業所数の増加
  • 居住地としての魅力向上による人口の増加(定着・集中)

羽越本線高速化の検討状況

 平成18年11月に、学識経験者や関係機関等による「羽越本線の高速化と地域活性化に関する検討委員会」を山形県と共同で設置し、高速化改良による地域活性化・地域連携のあり方、事業化の可能性を検討してきましたが、平成19年6月に報告書がとりまとめられました。

「羽越本線の高速化と地域活性化に関する検討委員会」報告書はこちら

信越本線高速化(新幹線直通運転化)の検討状況

 平成21年7月に、学識経験者や経済界、沿線自治体等による「信越本線直行特急のあり方検討委員会」を設置し、北陸新幹線金沢開業後における長岡・上越間の優等列車等の存続や、新幹線直通運転化、地域活性化・地域連携のあり方について検討し、平成21年3月に検討結果がとりまとめられました。

「信越本線直行特急のあり方検討委員会」はこちら

高速鉄道ネットワークのあり方の検討状況

 令和4年10月に、学識経験者や経済界、沿線自治体等による「高速鉄道ネットワークのあり方検討委員会」を設置し、新潟地域と上越地域のアクセス改善等を図ることを目的として、上越新幹線と北陸新幹線を結ぶ高速鉄道の整備や地域の活性化策等の今後のあり方について検討します。

「高速鉄道ネットワークのあり方検討委員会」はこちら

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