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「忘れるな拉致11.15県民集会」を開催しました。(平成28年)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0049592 更新日:2016年12月2日更新

 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて39年となる平成28年11月15日(火曜日)に、新潟市と新潟日報社とともに「忘れるな拉致11.15県民集会」を新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で開催しました。当日は約650人の方々からご来場いただきました。誠にありがとうございました。

忘れるな拉致11.15県民集会の画像

主催者挨拶

 米山知事は「我々国民は絶対忘れない、全ての拉致被害者の皆さんが帰国するまで訴え続けるという気持ちが大事であり、これが北朝鮮に届き、拉致被害者を奪還するための交渉を行う政府の背中を押すことになるのです。どうか皆様、大きなお力をお貸しください。」と述べました。

来賓挨拶

 加藤勝信拉致問題担当大臣は「安倍政権では拉致問題を最重要、最優先に位置づけている。しかし残念ながら一人の帰国どころか道筋すら見いだせず、痛恨の極み。」と挨拶されました。

講演

 東京国際大学国際戦略研究所教授・伊豆見元さんは「北朝鮮情勢と拉致問題」と題して講演し、「拉致問題を解決し日朝関係が改善することで北朝鮮の未来が開けてくるというメッセージを届けていくことが必要だ。」と指摘しました。

訴え

拉致被害者等御家族の皆さんの訴えです。

横田さん御夫妻

 本当に長い長い年月、また今年もだめだったのかと思いながらみんな待っていると思います。被害者家族はみんな老齢になりました。本当に早く解決しなければ、せっかく再会しても「あなたは誰ですか」と分からないようになってしまいます。ご自分のお子さんだったらどうしただろう、という思いで取り返してほしいと思います。本当にどうぞよろしくお願いいたします。

横田哲也さん

 新潟県民の思い、我々日本人の思いを叫び続けることができれば、政府を後押しし、交渉にも強く出られると思っています。引き続き御支援と御協力をお願いします。

曽我ひとみさん

 母のことを考えると涙が止まりません。こんな私の姿を見たらきっと母は「なんだ、弱虫だな。もっと強くならなきゃ」と叱ってくれると思います。世界に一人だけの母に甘えたくて甘えたくてたまらない今の私です。これからも絶対に、拉致のことは忘れず、絶対に諦めずに活動をしていきたいと思います。

大澤昭一さん

 どうかみなさん、拉致問題に関心を持ち続け、私たちの兄弟が一日も早く帰ってくるよう、みなさまの力で総理にお願いし、一刻も早く再会させてくれるようお願いいたします。

中村三奈子クニさん

 本当に、この拉致問題がすぐに解決できるように願わずにはいられません。当たり前の生活がどうして家族そろってできないのでしょうか。

ミニコンサート

ミニコンサートの画像

 新潟大学アカペラサークル「MUSE」(ミューズ)の6人によるミニコンサートでは、中島みゆきの「糸」と、めぐみさんが中学一年生の合唱コンクールで同級生と歌った「翼をください」の2曲が披露され、会場は美しいハーモニーに包まれました。
 最後に会場の全員で早期解決の祈りを込め「翼をください」を合唱しました。

 当日は会場にて、写真パネル展や「救う会新潟」による署名活動も行われ、来場されたたくさんの方々のご協力をいただきました。
 拉致被害者を必ず取り戻すという皆様の熱い思いが北朝鮮に届き、一刻も早く拉致被害者の皆さんが帰国する日を迎えることができるよう関係者一同願っています。

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