平成21年1月13日に「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」が北朝鮮に対し、拉致問題の再調査等を要請する書簡を送付しましたが、これに対して、1月23日に朝鮮中央通信が、「実に失礼で不遜な妄動」と非難する論評を発表しました。
この論評に対して、「知事の会」会長である石原慎太郎東京都知事が、下記のとおり反論するコメントを発表しました。
コメント内容
平成21年1月23日、朝鮮中央通信は「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」が拉致問題の再調査等を要請する書簡を北朝鮮に送付したことについて、「実に失礼で不遜な妄動」と非難する論評を発表した。この論評に対して、本会会長として下記のとおり反論する。
記
拉致被害者のご家族は高齢化が進んでおり、被害者を一日も早く日本に帰して欲しいという声を心から発し、切望している。このたび全国47都道府県の知事からなる「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」が、拉致被害者のご家族の心からの声を代弁した形で「北朝鮮への申し入れ」を発表し、送付したことを朝鮮中央通信は「実に失礼で不遜な妄動」と非難した。
このことは誠に遺憾である。我々知事は、地方の自治体のトップとして、ご家族の声を身近に聞く立場にあり、また、壊された家族の絆が一日も早く元に戻ることを願うのは人間として当然のことである。
朝鮮中央通信の諸君が、ジャーナリストとして、また、人間としての心を持っているならば、我々「知事の会」を批判する前に、北朝鮮当局に対して、拉致問題について誠意ある対応をとるよう求めることが先ではないのかと思っている。
平成21年2月5日
北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会
会長 東京都知事 石原 慎太郎