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新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中の冬場、高齢者の入浴中の事故に御注意ください ~ヒートショック防止のために~
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冬場、高齢者の入浴中の事故に御注意ください ~ヒートショック防止のために~

2017年11月30日
 入浴は、体を清潔に保つだけでなく、体を温め、水圧によって血液循環をよくするなどの効果も期待できる生活習慣の一つです。
 しかし、冬場の温度環境や体調によっては、疾病の発症や、命に関わる重大な事故につながる場合があります。それらを防ぎ、安全で心地よい入浴時間を過ごせるよう、以下のことに注意しましょう。

入浴中の事故につながるヒートショックとは

 ヒートショックは冬場の入浴時に多く発生します。失神や不整脈、心筋梗塞、脳卒中などにつながるような、急激な血圧の変動を指します。
 浴槽内でヒートショックが起きると、疾病の発症のみでなく、溺れて亡くなるなど、二次的な事故につながるケースもあります。高齢者や血圧の高い方、心疾患をお持ちの方は特に注意が必要です。

ヒートショックを防止するためにできること

【 入浴前 】  
1. 脱衣所、浴室を暖めておく
 暖房器具を使用したり、浴槽に湯を入れるときに、シャワーで高い位置から給湯したりするなどして、室温を上げておきましょう。
 (寒い脱衣所で衣服を脱ぎ、体の表面温度が一気に下がると、寒冷刺激によって血圧が急激に上がり、身体に負担がかかります。)
 
2. 同居者に一声掛ける
 同居者がいる場合は入浴前に一声掛け、同居者は高齢者が入浴した時にはこまめに様子を見に行きましょう。一人暮らしの場合は、浴室の扉のそばに携帯電話を置いておくなど、万一の時すぐに連絡できるようにしましょう。

【 入浴中 】  
3. 湯温は熱くしすぎない
 環境によっても異なりますが、湯温の目安として、41度以下が推奨されています。湯船に入る前には、心臓から遠い位置から少しずつかけ湯をするなどして、体を徐々に慣らしましょう。

4. 浴槽から急に立ち上がらない
 浴槽から急に立ち上がると、体にかかっていた水圧が一気に無くなります。すると、血管が一気に拡がるため、脳に行く血液が減り、一過性の意識障害を起こすことがあります。手すりや浴槽のへりを使って、ゆっくり立ち上がりましょう。

【 その他 】 
・アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控える
 飲酒後の入浴は事故につながる可能性があると考えられています。また、高齢者では食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することがあるため、食後すぐの入浴は避けましょう。

参考:消費者庁「冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください。」

浴槽でぐったりしている人を発見した場合の対処法

●浴槽の栓を抜く。
  ↓
●浴槽から出せるようであれば、浴槽内から出す(出せなければ、ふたに上半身を乗せるなど沈まないようにする)。
  ↓
●肩をたたきながら大声で呼びかけ、反応があるか確認する。
  ↓
●反応がなければすぐに119番通報をする。心肺蘇生の方法等を電話で指示してくれるので、指示に従う。

参考