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新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中の【柏崎】ノロウイルスによる食中毒を予防しましょう!
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【柏崎】ノロウイルスによる食中毒を予防しましょう!

2019年01月01日
 食中毒は夏のものと思われがちですが、冬季はノロウイルス食中毒や感染症が増加します。食中毒・感染症予防のため、以下の対策をとりましょう!

ノロウイルスを原因とする食中毒・感染症の主な症状等

1.主な症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱(38度以下)です。
2.ウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期間は、24時間から48時間程度です。
3.治療法は、整腸剤や痛み止めなどの対症療法しかありません。
4.通常3日間以内で回復し、予後は良好です。ただし、子供や高齢者では、脱水症状がひどくなり重症化することがあります。
5.便からのノロウイルスの排出は10日間から2週間程度継続します。

どうやってノロウイルスに感染するのでしょうか?

 ノロウイルスの感染経路は、ほとんどが経口感染で、ウイルスが口から入ったことにより感染します。では、なぜウイルスが口から入るのでしょうか?

① 感染者の吐物や便が原因で感染する場合
 ノロウイルスに感染している人の吐物や便には多量のノロウイルスが含まれています。汚物を処理をした人の手などの消毒が不十分だと、手などに残ったウイルスによって感染が広がる場合があります。また、吐物や便の処理が不十分だと、その場に残っていたウイルスによって感染することがあります。

② 感染者が調理したものを食べたことにより感染する場合
 感染している人が調理をした場合、食べ物が汚染されることがあり、それを食べた人が感染する場合があります。
 飲食店等で働いている方が感染していると、食中毒が発生する恐れがあります。下痢や嘔吐、風邪に似た症状があるときは、調理に従事しないようにしましょう。

③ 汚染された二枚貝を食べた場合
 汚染された二枚貝を食べて感染することもあります。二枚貝は海水中のエサを摂取する際、エサとともに海水を取り込みます。私たちがトイレに流した便は、汚水処理場で浄化され、最終的に海へ流されますが、ノロウイルスは汚水処理場でも浄化されず、海に流れてしまいます。そのため、二枚貝は汚染された海水を取り込むことがあり、ウイルスが二枚貝に蓄積されることになります。そのウイルスが蓄積した貝を人間が食べることで感染者が発生し、感染者の便に含まれているウイルスが海に流されることで、二枚貝がウイルスを取り込んでしまうという悪循環に陥っているのです。
 しかし、貝は悪者ではありません。ノロウイルスは中心温度85~90℃で90秒以上加熱することによって感染性を失いますので、十分に加熱して調理し、安心して美味しく食べましょう。

④ ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を利用した場合
 ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道の水を消毒不十分の状態で飲んでしまい、感染することがあります。

 ノロウイルスの感染ルートには上記のようなものがあります。では、予防するにはどうしたらいいのでしょうか?以下の予防のポイントを参考にしてください。

ノロウイルスの予防のポイント

1.食品はしっかり加熱しましょう!

 加熱して食べる食品は、中心温度が85~90℃で90秒以上の加熱をしましょう。

2.手洗いをしっかりしましょう!

 調理前やトイレの後、汚物の処理やオムツ交換を行った後などは、必ず十分に手を洗いましょう。石鹸を十分に泡立て、指の間などもしっかり洗い、きちんとすすぎましょう。
 手を拭くときは、清潔なタオルやペーパータオルを使用しましょう。共用のタオルは望ましくありません。

3.調理器具などの消毒を行いましょう!

 調理器具は用途や食材別に使い分け、使用後は消毒するようにしましょう。
 ノロウイルスには、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がありません。
 次亜塩素酸ナトリウムや加熱による消毒が有効です。次亜塩素酸ナトリウムは使用上の注意をよく読んで使いましょう。
 

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