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3.新潟県における海岸保全について 海岸利用の増進

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0048193 更新日:2019年3月29日更新

相川海岸の越波・侵食例

 佐渡島の相川町では、冬期風浪などの荒天波浪により、波浪が護岸を越え(越波)て、海岸背後に海水や土砂が打ち上げられる被害が発生していました。また、海岸侵食が進むにつれて、護岸に波が直接ぶつかるため、施設の老朽化が著しく、改築が必要となりました。

相川海岸の越波・侵食例の画像1
相川海岸の越波・侵食例の画像2

相川海岸の侵食対策:“なぎさリフレッシュ”への取り組み

 老朽化護岸は、景観が悪く、かつ人が海岸に近づきにくい構造であったため、侵食対策とともに護岸の改築を行うこととしました。改築にあたっては、景観や海岸利用を両立させるため緩傾斜護岸とし、施設の恒久的な安全性確保のため、人工リーフと養浜を組合せる面的防護(沖合に堆砂効果のある施設を設置し、砂浜そのものを面的に防護する工法)を採用しました。この人工リーフ建設には、既に海岸に設置してあった消波ブロックを材料として有効利用(転用)し、景観や海岸への近づきやすさの改善とコスト縮減も図りました。このような消波ブロックの転用が、いわゆる“なぎさリフレッシュ”と呼ばれるものです。

相川海岸の侵食対策:“なぎさリフレッシュ”への取り組みの画像

相川海岸の公有地造成例

 佐渡島の相川海岸では、海岸背後に山地地形がせまり、人家が海岸沿いの狭い平坦地に集中するなどしていて、公共施設などの用地が確保できないため、公有地を造成する目的で海岸の埋立を行いました。これにより、様々な公共施設が建設可能となり、海岸が地域の観光や福祉などに大きく貢献することになりました

相川海岸の公有地造成例の画像1 相川海岸の公有地造成例の画像2

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