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燕市東太田地内の土壌汚染に係る周辺地下水の調査結果について(第3報)
県民生活・環境部環境対策課
燕市東太田地内の事業場跡地※の周辺地下水から、トリクロロエチレン等の分解物である塩化ビニルモノマーが基準値を超えて検出されたことから(1月27日公表)、県は検出地点周辺の半径300m以内の井戸2地点で追加調査を実施しました。
その結果、1地点で塩化ビニルモノマーが基準値を超過しましたが、他の物質は検出されませんでした。また、他の1地点ではすべての項目で検出されませんでした。
※事業者が実施した土壌調査で、トリクロロエチレン及びシス-1,2-ジクロロエチレンが基準値を超えて検出された土地(1月16日公表)
1 調査結果
- 調査地点:燕市灰方(1地点)、東太田(1地点)の計2地点
- 試料採取日:平成29年2月7日
- 調査結果:
地下水
単位:mg/L
調査項目 | 調査結果 | 環境基準値 | 検出下限値 |
---|---|---|---|
トリクロロエチレン | 検出されず | 0.01以下 | 0.001mg/L |
テトラクロロエチレン | 検出されず | 0.01以下 | 0.0005mg/L |
1,1-ジクロロエチレン | 検出されず | 0.1以下 | 0.01mg/L |
1,2-ジクロロエチレン | 検出されず | 0.04以下 | 0.004mg/L |
1,1,1-トリクロロエタン | 検出されず | 1以下 | 0.0005mg/L |
塩化ビニルモノマー | 検出されず~0.0061mg/L | 0.002以下 | 0.0002mg/L |
2 県の対応
当該地域周辺では、飲用井戸、水道水源及び農業用井戸がなく、検出された値はこれまでの測定値の範囲内であることから、今後、毎年継続的に監視します。
参考
塩化ビニルモノマー
トリクロロエチレン等が土壌・地下水中で微生物等により分解されて生成するもので、肝臓の血管肉腫など発ガン性のある物質といわれている。
報道発表資料(平成29年2月10日)[PDFファイル/67KB]
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課環境保全係 〔担当〕南
(直通)025-280-5154 (内線)2712
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