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新潟・新発田地域における地盤沈下

2019年03月14日

新潟・新発田地域における地盤沈下の状況

 新潟・新発田地域では、昭和30年代には、年間最大沈下量が54cmにも及ぶ著しい地盤沈下が起こりましたが、水溶性天然ガスの採取規制の実施などによって、昭和50年代以降は一部の地域を除いて全体的に沈静化してきています。
 30年度の調査の結果は、調査面積606.0k㎡のうち沈下面積は605.8k㎡でした。
 年間最大沈下量は2.2cm(新発田市住吉町三丁目)であり、29年度の1.3cm(同市北区松浜町)を上回りました。
 最近5年間の累計沈下量の最大値は、新潟市北区松浜町の7.3cm(29年度:同市北区松浜町 7.3cm)でした。
 平成6年度から8年度まで県が実施した「新潟地域地盤沈下機構解明調査」によると、新潟地域は、信濃川や阿賀野川などの大河川や内陸部の広大な農地を有し、しかも広範囲のゼロメートル地帯を有する地域であることから、地盤沈下対策を継続していく必要があります。
 今後とも関係機関が連携しながら、地盤沈下の監視及び「地下水総合規制対策」による地下水揚水規制を引き続き実施していくこととしています。

観測結果報告書:新潟平野の地盤沈下(平成31年3月)

これまでに発行した観測結果報告書

新潟地域の地盤沈下量の経年変化

 
測量期間 沈下面積(km2) 最大沈下(cm)
総沈下面積 2cm以上の
沈下面積
最大沈下量 最大沈下地点
25.9~26.9 459 0 1.6 新潟市北区松浜町
新潟市東区松浜町
26.9~27.9 494 0 1.4 新潟市北区松浜町
27.9~28.9 454 0 1.1 新潟市北区松浜町
28.9~29.9 413 0 1.3 新潟市北区松浜町
29.9~30.9 606 0.6 2.2 新発田市住吉町三丁目
新潟地域の主な水準点における地盤沈下の推移(PDF形式  93 キロバイト)

新潟地域のゼロメートル地帯

 新潟地域の海岸線の背後には、いわゆるゼロメートル地帯が広がっています。その大部分が新潟市で、新発田市と阿賀野市のごく一部(福島潟周辺)が含まれます。県では、最新の地盤標高をもとに18年度にゼロメートル地帯分布図を作成しました。その結果によると、ゼロメートル地帯の面積は182.58k㎡であり、そのうち新潟市が180.8k㎡、新発田市が1.28k㎡、阿賀野市が0.58k㎡でした。
 昭和30年代には、著しい地盤沈下の進行によりゼロメートル地帯が拡大し、新潟市の沿岸部で高潮による浸水被害が発生しました。地下水の過剰揚水等に起因する地盤沈下は、近年、沈静化しているものの、一度沈下した地盤は回復せず、高潮や豪雨などの災害に対する潜在的な危険性は依然として高い状態にあります。
 このため、国、県、市などが協力して、護岸・堤防の改修や排水機場の整備など、浸水被害を防止するための対策を進めています。
 ゼロメートル地帯とは、朔望平均満潮位以下の地域をいい、新潟平野では新潟西港の朔望平均満潮位である標高0.564m(7年~16年までの平均値)以下の地域がゼロメートル地帯となります。
新潟地域のゼロメートル地帯分布図(PDF形式  1494 キロバイト)
  全国のゼロメートル地帯 
地域 面積(km2)
関東平野 135
九十九里平野 8
豊橋平野 27
岡崎平野 57
濃尾平野 395
大阪平野 95
広島平野 9
高知平野 10
その他 6
【出典】環境省「平成28年度全国の地盤沈下地域の概況」


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