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 平成15年度公共用水域の水質測定結果の概要

2008年03月26日

水質測定結果の概要

公共用水域の水質の状況
 県内21水系60河川85水域129地点、2湖沼2水域6地点、8海域14水域49地点の合計184地点で、国土交通省北陸地方整備局、新潟市と協力して、人の健康の保護に関する項目(健康項目)26項目、生活環境の保全に関する項目(生活環境項目)9項目及びその他の項目(要監視項目等)26項目について水質測定を実施しました。
 各項目の測定結果については、以下のとおりです。
(1) 健康項目
河川93地点、湖沼6地点、海域24地点の計123地点で測定を行った結果、全ての地点で環境基準を達成しました。
(2) 生活環境項目
 河川129地点、湖沼6地点、海域49地点の計184地点で測定を行いました。水質汚濁の程度を表す代表的な指標であるBOD(河川)及びCOD(湖沼及び海域)の環境基準達成状況は、次のとおりです。
 河川では環境基準類型指定がなされている83水域中83水域で、湖沼では2水域中2水域で、海域では14水域中10水域で、それぞれ環境基準を達成しました。昨年度との比較でみると、河川及び湖沼で同数、海域で1水域増加したことで、全体の達成率が96.0%となり、平成14年度の94.9%を上回り過去最高となりました。なお、平成15年度は、生活環境の保全に関する環境基準を12河川14水域について見直しを行いました。
 河川及び湖沼の水域でBOD及びCODの環境基準を100%達成したのは、平成14年度に引き続き2年連続となりました。

主な水系の状況

◆河川
信濃川水系
 本川については、中流、下流の両水域とも環境基準を達成しました。支川については、すべての水域で環境基準を達成しました。

阿賀野川水系
 本川については、本年度も環境基準を達成し、類型指定を行ってから継続して環境基準を達成しています。支川については、すべての水域で環境基準を達成しました。

関川水系
 本川については、上流、中流、下流とも環境基準を達成しました。支川については、すべての水域で環境基準を達成しました。

その他の水系
 その他類型指定されている18水系については、すべての水域で環境基準を達成しました。
◆湖沼
 鳥屋野潟及び奥只見貯水池の2水域で類型指定を行っており、奥只見貯水池は環境基準を達成しました。また、鳥屋野潟のCOD75%値は5.0mg/L(環境基準5.0mg/L以下)で14年度に引き続き環境基準を達成しました。
◆海域
 類型指定されている14水域のうち、新潟海域(甲)、(乙)、(新潟東港)の3水域、県北海域の1水域で環境基準を達成できませんでした。
(3) その他の項目
 要監視項目については、平成6年度から測定を行っており、河川46地点、湖沼1地点で測定を行いました。その結果、指針値を超過するものはありませんでした。また、トリハロメタン生成能(注1)について、河川9地点で調査を実施しました。総トリハロメタン生成能は水道水質基準(総トリハロメタン)を満たす検査結果となっています。
(注1) 水道水中のトリハロメタンは、水道原水中に含まれる物質が、浄水過程で塩素処理されることにより生ずるとされています。
この原水中の物質が塩素処理により、どれだけトリハロメタンになるかを検査した数値(トリハロメタンの潜在的な生成量) がトリハロメタン生成能です。

<参考>

BOD値(平均値)からみた県内の「きれいな河川ベスト5及びワースト5」を以下に示します。
なお、平均値が同じものは75%値で順位付けを行いました。
きれいな川ベスト5 (単位:mg/l)
順位 あてはめ水域名(流域市町村) 類型 平均値(75%値) 最小 最大 14年度順位
1 姫川(糸魚川市、青海町) AA <0.5(<0.5) <0.5 <0.5 -
2 中津川上流(津南町) A 0.5(<0.5) <0.5 0.6 1
3 中津川下流(津南町、中里村) A 0.5(0.5) <0.5 0.7 2
3 荒川中流(関川村等) AA 0.5(0.5) <0.5 0.7 -
5 荒川下流(荒川町、中条町等) AA 0.6(<0.5) <0.5 0.9 -
きれいな川ワースト5 (単位:mg/l)
順位 あてはめ水域名(流域市町村) 類型 平均値(75%値) 最小 最大 14年度順位
1 通船川(新潟市) D 6.6(7.8) 3.4 10 1
2 栗ノ木川(新潟市) E 3.8(4.2) 1.5 11 2
3 大通川(燕市、吉田町等) C 3.0(2.5) 1.0 7.8 5
4 新井郷川中流(新潟市) B 2.5(2.8) 1.5 4.2 -
5 飯田川下流(上越市、三和村等) C 2.3(2.7) 1.5 3.0 -


*BOD(生物化学的酸素要求量)
水の汚れ具合を表す指標で、数字の小さいほどきれいで大きいほど汚れていることになります。水中に含まれている有機物質は微生物により分解されますが、このときに水中の酸素を消費します。有機物の汚れが多いほど、微生物が有機物を分解するために消費する酸素量が多くなるため、BODの値は大きくなります。
水産用水としては、
ヤマメ、イワナなどはBOD 2mg/l以下
アユ、サケなどはBOD 3mg/l以下
コイ、フナなどはBOD 5mg/l以下
が適当とされています。
生活環境項目総括表 ( PDF形式   50 キロバイト)
過去5年間の数値 DO,SS,BOD(COD)( PDF形式   63 キロバイト)

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