新潟県ホーム の中の自然・環境の中の平成17年度公共用水域の水質測定結果の概要

 平成17年度公共用水域の水質測定結果の概要

2007年10月22日

水質測定結果の概要

公共用水域の水質の状況
 県内22水系60河川86水域134地点、2湖沼2水域4地点、8海域14水域48地点の合計186地点で、国土交通省北陸地方整備局、新潟市と協力して、人の健康の保護に関する項目(健康項目)25項目、生活環境の保全に関する項目(生活環境項目)10項目及びその他の項目(要監視項目等)24項目について水質測定を実施しました。
 各項目の測定結果については、以下のとおりです。
 (1) 健康項目
 河川96地点、湖沼4地点、海域24地点の計124地点で測定を行った結果、全ての地点で環境基準を達成しました。
 (2) 生活環境項目
 河川134地点、湖沼4地点、海域48地点の計186地点で測定を行いました。水質汚濁の程度を表す代表的な指標であるBOD(河川)及びCOD(湖沼及び海域)の環境基準達成状況は、次のとおりです。
 河川では環境基準類型指定がなされている83水域中74水域で、湖沼では2水域中2水域で、海域では14水域中8水域で、それぞれ環境基準を達成しました。昨年度との比較でみると、河川で5水域減少し、湖沼で同数、海域で3水域減少したことで、全体の達成率が84.8%となり、平成16年度の92.0%を下回りました。
 湖沼の水域でCODの環境基準を100%達成したのは、平成14年度から4年連続となりました。

主な水系の状況

◆河川
信濃川水系
 本川については、中流、下流の両水域とも環境基準を達成しました。支川については、渋海川、猿橋川上流、小阿賀野川及び通船川を除く水域で環境基準を達成しました。

阿賀野川水系
 本川については、本年度も環境基準を達成し、類型指定を行ってから継続して環境基準を達成しています。支川については、すべての水域で環境基準を達成しました。

関川水系
 本川については、上流を除く中流、下流で環境基準を達成しました。支川については、渋江川上流、矢代川上流及び飯田川下流を除く水域で環境基準を達成しました。

その他水系
 その他類型指定されている19水系については、新島崎川を除く水域で環境基準を達成しました。

◆湖沼
 鳥屋野潟及び奥只見貯水池の2水域で類型指定を行っており、いずれも環境基準を達成しました。また、鳥屋野潟のCOD75%値は4.1mg/L(環境基準5.0mg/L以下)で14年度から4年連続で環境基準を達成しました。
◆海域
 類型指定されている14水域のうち、新潟海域の(甲)(乙)(丙)(新潟東港)、弥彦・米山地先海域(弥彦地先)及び県北海域の6水域で環境基準を達成できませんでした。
(3)その他の項目
 要監視項目については、平成6年度から測定を行っており、河川78地点、湖沼1地点で測定を行いました。その結果、平成17年度から調査を開始した全マンガンが12地点で指針値を超過しました。(注1)また、トリハロメタン生成能(注2)について、河川9地点で調査を実施しました。総トリハロメタン生成能は水道水質基準(総トリハロメタン)を満たす検査結果となっています。
 (注1)  要監視項目にかかる指針値については、長期間摂取を伴う健康影響を考慮して算出された値であり、一時的にある程度この値を超えるようなことがあっても、直ちに健康上の問題に結びつくものではありません。
 (注2)  水道水中のトリハロメタンは、水道原水中に含まれる物質が、浄水過程で塩素処理されることにより生ずるとされています。
 この原水中の物質が塩素処理により、どれだけトリハロメタンになるかを検査した数値(トリハロメタンの潜在的な生成量) がトリハロメタン生成能です。

<参考>

BOD値(平均値)からみた県内の「きれいな河川ベスト5及びワースト5」を以下に示します。
なお、平均値が同じものは75%値で、平均値と75%値が同じものは最大値で順位付けを行いました。
きれいな河川ベスト5 (単位:mg/l)
順位 あてはめ水域名(流域市町村) 類型 平均値(75%値) 最小 最大 16年度順位
1 胎内川中流(胎内市) A 0.5(<0.5) <0.5 0.6
1 荒川中流(関川村等) AA 0.5(<0.5) <0.5 0.7 1
1 姫川(糸魚川市) AA 0.5(<0.5) <0.5 0.7 4
1 胎内川上流(胎内市) AA 0.5(<0.5) <0.5 0.8 3
1 荒川下流(荒川町、胎内市等) AA 0.5(<0.5) <0.5 0.9 1

きれいな河川ワースト5 (単位:mg/l)
順位 あてはめ水域名(流域市町村) 類型 平均値(75%値) 最小 最大 16年度順位
1 通船川(新潟市) D 7.7(9.0) 4.3 15 1
2 島崎川(長岡市、出雲崎町等) C 2.8(3.4) 0.8 5.2 2
3 郷本川(長岡市) B 2.7(2.9) 1.1 5.4
4 新島崎川(長岡市) B 2.6(3.2) 1.1 4.5 3
5 飯田川下流(上越市) B 2.5(3.1) <0.5 4.2 4
5 栗ノ木川(新潟市) E 2.5(3.0) 1.4 3.5 5


*BOD(生物化学的酸素要求量)
水の汚れ具合を表す指標で、数字の小さいほどきれいで大きいほど汚れていることになります。水中に含まれている有機物質は微生物により分解されますが、このときに水中の酸素を消費します。有機物の汚れが多いほど、微生物が有機物を分解するために消費する酸素量が多くなるため、BODの値は大きくなります。
水産用水としては、
ヤマメ、イワナなどはBOD 2mg/l以下
アユ、サケなどはBOD 3mg/l以下
コイ、フナなどはBOD 5mg/l以下
が適当とされています。
生活環境項目総括表 [PDFファイル(259KB)]( PDF形式   259 キロバイト)
過去5年間の数値 DO,SS,BOD(COD) [PDFファイル(36.8KB)]( PDF形式   39 キロバイト)
PDFファイルをご覧になるにあたって
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerのプラグイン(無償)が必要となります。お持ちでない場合は、お使いのパソコンの機種/スペックに合わせたプラグインをダウンロード、インストールしてください。 Get Adobe Reader Adobe Readerをダウンロードする

環境にいがたのトップへ