ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 環境局 環境対策課 > 傷ついた野生鳥獣を見つけたら

本文

傷ついた野生鳥獣を見つけたら

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0447758 更新日:2024年4月1日更新

野生傷病鳥獣への対応

野生傷病鳥獣保護収容事業

 新潟県では、絶滅のおそれのある野生鳥獣などについて、傷ついたり衰弱したりした野生鳥獣を保護し野生復帰させるため、協力動物病院や県民の皆さまと協力して、新潟県内で保護された野生の鳥や動物(傷病鳥獣)の保護収容事業をおこなっています。

 保護対象となる傷病鳥獣を発見された際には、保護・搬送についてご協力をお願いします

 ※新潟県外で傷病鳥獣を発見された場合は、各都道府県へお尋ねください。

 

目次(ページ内のそれぞれの項目に飛びます。)

傷病鳥獣を保護する前に

保護対象となる野生鳥獣

傷病鳥獣を発見された場合にお願いしたいこと

問い合わせ先

よくあるお問い合わせ(Q&A)

 

傷病鳥獣を保護する前に

 厳しい自然環境の中で自分の力で生きている野生鳥獣は、他の動物に食べられたり、他の動物に襲われたケガが原因で命を落としたり、エサ不足による衰弱などで死亡することが多くあります。

 このように衰弱、死亡した動物が他の動物の糧となり、次の生命に繋がることで自然界は成り立っています。人間が必要以上に関わると、生態系のバランスに影響を与えてしまいます。

 また、野生鳥獣はペットとは異なり、人を怖がって暮らしてきているため、保護しようと近づくと、体を動かせる限り逃げようとして、更に弱らせてしまうことがあります。また、ストレスがかかり、逆に命を縮めてしまうこともあります。

 傷ついた鳥獣を助けたいと思う気持ちはとても大切です。しかし、野生鳥獣は自然のしくみの中で生きているのが本来の姿ですので、自分で動いてエサがとれる状態であれば人間は手を出さず、見守ることが大切であることをご理解ください。

 

保護対象となる野生鳥獣

ケガを負い衰弱した野生鳥獣(下記「※保護対象外の野生鳥獣」を除く)

 

※保護対象外の野生鳥獣

(1)幼鳥(ヒナ)、幼獣

(2)有害鳥獣(農林水産業や生活環境に被害を及ぼすおそれのある野生鳥獣)

カラス、ドバト(カワラバト)、キジバト、スズメ、ムクドリ、カワウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、タヌキ、ニホンザル、ツキノワグマ、ニホンジカ、イノシシ、モグラ類、ネズミ類

(3)社会的・生態的に問題となっている動物、特定外来生物指定対象種

ハクビシン、アライグマ、ヌートリア、ソウシチョウ、ガビチョウなど

(4)家きん・家畜やペットなど飼養している動物

ニワトリ、アヒル、インコ、オウム、レースバト(伝書バト)、犬、猫など

(5)容できない大型の鳥獣

カモシカなど

(6)は虫類、両生類、魚類

(7)鳥インフルエンザの発生時期に発見された鳥類

 鳥インフルエンザを他の地域や協力動物病院・愛鳥センターに広めないためにも保護できません。
 生きている鳥が首を傾けてふらついていたり、首をのけぞらせて立っていられないような場合、また死亡鳥類について、鳥インフルエンザに感染しやすい猛禽類や水鳥が原因不明で死亡している場合、鳥がまとまって死亡している場合など、鳥インフルエンザ感染のおそれのある鳥類を発見した場合は、感染の有無を確認することがあります。
 このような場合には、死亡野鳥には触れずに市町村役場、警察署、県地域振興局健康福祉(環境)部・環境対策課までご連絡ください。

 

傷病鳥獣を発見された場合にお願いしたいこと

1 発見

 ・傷病鳥獣を見つけたら、まずは少し離れた位置からケガの具合を確認してください。

 ・動いている鳥獣は、そっとそのままにしておいてください。

 ・ケガがないようであれば、休憩しているなどの可能性がありますので、しばらく見守ってください。

 ・衰弱している場合は、保護対象外の野生鳥獣に該当していないか確認してください。(保護対象外の野生鳥獣の収容はできません。)

2 通報及び搬送

・保護対象となる野生鳥獣が動けないようであれば、お近くのお問い合わせ先の機関までご連絡をお願いします。

 ・連絡いただく際は、鳥獣の種類、発見場所、ケガの状況などについてお話ください。収容可能かどうか判断します。

収容可能の場合、お手数ですが、協力動物病院または県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里、発見場所を管轄する地域振興局健康福祉(環境)部・環境対策課まで搬送にご協力をお願いします。

・傷病鳥獣を保護する際は、人間もケガをしないように気をつけて、ダンボール箱(中にタオルや新聞紙などを敷き、上部に空気穴を何ヵ所か開け、ふたはガムテープなどで閉じる)などに移し、運んでください。
 また、野鳥は様々な細菌や寄生虫、ウイルスを持っているため、衛生的観点からゴム手袋や新聞紙、ビニール袋などを利用して捕まえ、保護した後は石けんでよく手を洗ってください。

3 傷病の治療

・収容可能の場合、協力動物病院または県愛鳥センターで治療を行います。

・治療後、野生に返すことができる鳥獣は放鳥獣します。

 

問い合わせ先

・県地域機関(地域振興局)・環境対策課
  夜間(17時15分~翌8時30分まで)、土日祝、年末年始などの閉庁時間は原則として対応できません。翌開庁日にご連絡をお願いします。

  県地域機関・環境対策課連絡先

・野生傷病鳥獣保護収容事業 協力動物病院
  休診時間がありますので、あらかじめご確認・ご連絡をしてから搬送をお願いします。

  県内の協力動物病院一覧

・県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里
  現地での保護はできません。搬送いただいた傷病鳥獣の受け入れは対応しています。
    夜間(17時15分~翌8時30分まで)は対応できません。

 住所:新発田市藤塚浜海老池     電話番号:0254-41-4500

 

よくあるお問い合わせ(Q&A)

  傷病鳥獣への対応について、よくお問い合わせをいただく事項について紹介しています。

  こちらのページをご覧ください。


このページはリンク自由です

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ