新潟県の温泉
温泉は古くから湯治場として、保養、休養の場として、県民から広く親しまれ利用されてきました。近年は長寿社会の到来、余暇時間の拡大、国民の自然とのふれあい志向、健康への関心の高まりなどを背景として、温泉の果たす役割はいっそう大切なものとなっています。
しかし、県民の貴重な財産である温泉資源も限りがあり、決して無尽蔵なものではありません。この為、「温泉法」に基づき、一定の規制をかけ温泉資源の保護と利用の適正化を図る必要があります。
新潟県の温泉の現況
新潟県の温泉が湧出する市町村数は33あり全国第18位です。また、宿泊施設のある温泉地数は150件あり、全国で第3位です。
| 平成19年度 温泉が湧出する市町村数 |
| 順位 |
都道府県名 |
件数 |
| 1 |
北海道 |
161 |
| 2 |
長野 |
72 |
| 3 |
福島 |
52 |
| 4 |
福岡 |
47 |
| 18 |
新潟 |
33 |
|
| 平成19年度 温泉地数 |
| 順位 |
都道府県名 |
件数 |
| 1 |
北海道 |
247 |
| 2 |
長野 |
232 |
| 3 |
新潟 |
150 |
| 4 |
青森 |
144 |
| 5 |
福島 |
134 |
|
源泉総数は474井あり全国第15位で、その内、自噴泉の利用源泉数は166井で全国第10位です。総湧出量は78,131l/分あり、全国第11位で、その内、自噴泉の湧出量は29,056l/分で全国第9位となっています。
なお、利用源泉の自噴泉と動力揚湯泉の割合では、全国平均で自噴泉が26.8%であるのに対し、本県は43.9%と自噴泉の割合が高いといえます。
また、昭和55年度と比較して、総源泉数、総湧出量とも約2倍に増加しており、より温泉資源の保護と利用の適正化に努める必要があります。
| 年度 |
自噴泉(湧出量:l/分) |
動力泉(湧出量:l/分) |
総湧出量 |
源泉当りの湧出量 |
| 利用源泉数 |
未利用源泉数 |
利用源泉数 |
未利用源泉数 |
源泉総数 |
| S55年度 |
21,174l/分 |
26,590l/分 |
47,764l/分 |
188l/分 |
| 118 |
36 |
71 |
29 |
254 |
| H4年度 |
21,270l/分 |
37,317l/分 |
58,587l/分 |
146l/分 |
| 138 |
56 |
149 |
56 |
399 |
| H10年度 |
24,337l/分 |
48,670l/分 |
73,007l/分 |
149l/分 |
| 161 |
64 |
199 |
65 |
489 |
| H15年度 |
34,008l/分 |
51,507l/分 |
85,515l/分 |
168l/分 |
| 174 |
61 |
212 |
62 |
509 |
| H18年度 |
29,059l/分 |
49,072l/分 |
78,131l/分 |
164l/分 |
| 166 |
33 |
212 |
63 |
474 |
近年は掘削や地層探査技術が向上するとともにポンプ性能が向上し、昭和62年度以降は1000mを超える大深度掘削が主流となってきています。
市町村別温泉の現況
温泉の多い市町村としては、長岡市、十日町市、南魚沼市等があげられます。特に近年では掘削技術の向上に伴い、平野部でも多くの温泉が湧出するようになりました。
温泉利用状況報告書
温泉は地域を支える重要な観光資源としてだけでなく、県民の健康増進等にも大きく寄与する貴重な財産です。より多くの人々が温泉を楽しむことができるよう、その利用を推進する必要があります。
平成20年度温泉利用状況報告(
PDF形式
160 キロバイト)
温泉利用の許可
地中から湧出する温泉は人に有害な物質を含むことがあることから、無秩序な温泉の利用を防止するために一定の規制がかけられています。
このため、温泉を公共の浴用又は飲用に供しようとするときは、温泉法に基づく許可申請を行い、知事の許可を受けなければなりません。
※H11年までは暦年、H12年以降は年度ごとの数値です。
温泉掘削等の許可
温泉資源には限りがあり無尽蔵ではありません。貴重な温泉資源を乱掘から守るために、一定の規制がかけられています。
このため、温泉を湧出させる目的で土地を堀削するとき、温泉の湧出路を増掘し又は温泉の湧出量を増加させるために動力を装置しようとするときは、温泉法に基づく許可申請を行い知事の許可を受けなければなりません。
また、温泉堀削等の許可申請がなされると、学職経験者、関係団体からの代表者等で構成される「新潟県環境審議会温泉部会(年3回開催予定)」に温泉堀削等許可申請の内容を諮問し、その答申に基づき許可等の行政処分を行っています。
※H11年までは暦年、H12年以降は年度ごとの数値です。
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