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新潟県ホーム の中の自然・環境の中のトキの野生復帰に向けた取組
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トキの野生復帰に向けた取組

2017年06月06日

県の鳥「トキ」

国際保護鳥に指定され、学名「ニッポニア ニッポン」でも知られる新潟県の鳥トキは、昭和56年に野生で生息していた佐渡ですべて捕獲して以降、現在まで中国の協力を得ながら人工繁殖に成功してから、飼育下におけるトキの数は順調に増加し、平成19年には100羽を超え、平成20年にトキの放鳥を開始しました。
平成24年以降は野生下での繁殖が実現し、平成26年には当面の目標「60羽の定着」が達成され、平成28年には42年ぶりに野生下生まれ同士のペアからヒナが誕生し、巣立ちを迎えるなど、トキの野生復帰は着実に進んでいます。

(写真提供:佐渡トキ保護センター)

トキの野生復帰に向けた取組

今後の野生復帰の目標とその達成に向けた取組方針が「トキ野生復帰ロードマップ2020」(平成28年3月)で示され、「佐渡島内に220羽のトキを定着」という目標に向け、新潟県ではトキのエサ場となるビオトープの造成や、人とトキの共生に向けた地元理解を促進したり、島外からの人的・物的支援を図る事業等を継続的に実施しています。

トキ野生復帰シンボルマーク

日本でトキが減少した理由の一つは、生息環境の悪化です。私たちは経済的に豊かな生活を求めて自然に過大な負荷をかけ、自然の循環を断ち切ってきました。その結果、日本でも多くの生物が絶滅の危機に瀕しています。
トキは、自然の循環が維持されていて、様々な生物が生息する環境の中でなら生きていけるはずです。トキの野生復帰は、自然の循環が維持された社会システムを創り出す試みです。
野生復帰を考えるとき、最も大きな課題はこの社会システムをどうやって創り出すかと言う点です。これは、私たちの日常生活や経済活動を含む地域社会づくりそのものと言えるでしょう。
地域社会づくりは、行政だけで行えるものではなく、地域住民、研究者、行政等が協働して初めて乗り越えられる課題です。

放鳥の様子

佐渡では、トキの野生復帰に向け、行政を始め地域住民、NPO等による餌場の復元やビオトープ作り、里山の保全活動、環境保全型農業への取組、小中学校での環境教育等が実施されています。
トキは健全な生態系のシンボルであり、トキが安心して暮らせる環境は、私たちに本当の豊かさをもたらしてくれます。近年、生物多様性や生態系の重要性が認識され、日本各地で様々な取り組みが始まりました。
ねぐらに戻るトキの群れが夕日を浴びて飛んでいく光景は、言葉では言い表せない程美しかったそうです。
健全な生態系が維持されている証として、この光景が蘇れば本当にすばらしい事だと思います。

(写真提供:佐渡トキ保護センター)

トキ野生復帰推進事業

 トキの野生復帰に向けた社会環境整備のため、トキの野生復帰の取組の情報発信を行い、全国で新潟県の環境イメージを高めるとともにトキ野生復帰活動への理解を深め、支援者・参加者の拡大と、自然環境に対する県民満足度の向上を図り、更に今後の企業のCSR活動、学校や各種団体等の環境保全活動の創出・発展等に寄与することを目的として、以下の取組を行っています。

○情報発信
 マスメディア及び島内でCSR活動を検討している企業や団体等を対象として、現地に招致し、長年に渡る保護(野生絶滅から野生復帰)の取組等を紹介し、来て、見て、体験した様々な野生復帰の取組を誌面、WEB、SNS等様々なメディアを通じて広く発信しています。   

○啓発セミナー
 企業・団体や学生等を対象としたセミナーを首都圏を中心に県内外で開催、トキ野生復帰への理解を深め、支援の拡大に繋げるため、参加者のニーズに応じた活動を紹介しています。
○体験コーディネート
 企業・団体や学生等を対象として、参加者のニーズに応じた多様な体験メニューをきめ細かにコーディネートし、野生復帰を支える活動の定着に取り組んでいます。

 体験コーディネートの活動の一部を紹介します!
トキの舞う佐渡で環境CSR活動を( 670 キロバイト)


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