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秋葉神社緑地環境保全地域
本地域は、糸魚川市の青海川河口左岸側にある秋葉神社及び金毘羅神社の社叢の区域です。
ここでは、タブノキを主とする暖温帯常緑広葉樹林が生育し、良好な自然環境が維持されています。
高木層では、樹高15~18m、直径50~90cmのタブノキが優占し、これにシロダモやイイギリなどを交えます。
林内はヤブツバキが多く、タブノキ、シロダモ、ウラジロガシ、チャボガヤ、ヒメアオキ、ジャノヒゲ、キヅタ等の常緑植物がみられます。
このタブ林は、本県における海岸地帯の原植生の一端を示すものとして学術上貴重です。
- 区域
糸魚川市大字青海字向山4489番104及び4489番105 - 面積
民有地 0.82ha
※全域普通地区 - 保全対象
樹林(タブ林) - 指定年月日
昭和59年3月30日