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平成29年版「新潟県の環境」(環境白書)を作成しました

2017年09月26日

「新潟県環境基本条例」に基づき、毎年、新潟県の環境の現状と環境保全施策の概要を取りまとめ、公開しています。

平成29年版「新潟県の環境」

報道発表資料

 新潟県環境基本条例第8条に基づき、平成28年度における新潟県の環境の現状と環境保全の施策を公表します。

1 平成28年度の環境の状況
   大気や水質等の環境質については、光化学オキシダント(光化学スモッグ)など、一部、環境基準非達成の項目や地域もあるものの、概ね良好な状況である。
   温室効果ガス排出量は、平成27年度は、前年度に比べて0.6%減少、基準年(平成2年度)に比べ1.4%増加した。
   トキの野生復帰については、平成29年6月までに計16回270羽の放鳥が行われ、42年ぶりに野生下生まれ同士のペアからヒナが誕生し、巣立った。
   平成28年度の環境の状況は以下のとおりである。

(1)自然環境 ~豊かで多様な自然環境は概ね維持~
  ○自然保護
   ・自然公園は20か所、北海道に次ぐ広さで、県土面積の約25%
  ○野生鳥獣の保護と管理
   ・鳥獣保護区は、県指定87か所、国指定5か所で計92か所
   ・ツキノワグマによる人身被害防止のため、ホームページで目撃情報(947件)や被害防止対策の情報を提供。ツキノワグマによる人身被害は4件
  ○トキの保護増殖
   ・20年9月から29年6月に計16回270羽を放鳥し、283羽が自然界で生存
   ・28年6月には、42年ぶりに野生下生まれ同士のペアからヒナが誕生し、巣立ち

(2)生活環境 ~大気、水質等の環境基準は一部の項目を除き、概ね達成~
  ○大気環境
   ・二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質及び微小粒子状物質(PM2.5)は、全測定局で環境基準を達成
   ・光化学オキシダントは、全測定局で環境基準を達成していないものの、注意報の発令はなし
  ○水環境
   ・BOD(河川)、COD(湖沼及び海域)は、全調査水域のうち、93.9%の水域で環境基準を達成
   ・カドミウム等の健康項目は、測定した123地点のうち1地点でトリクロロエチレンが環境基準非達成

  ○地盤環境
   ・新潟、長岡、南魚沼及び上越地域の最大沈下量は、1.1㎝/年(新潟地域)
   ・県内の全体的な地下水質の状況を把握するための概況調査の結果、7地点で環境基準値を超過
  ○有害化学物質
   ・ダイオキシン類は、3河川4地点の水質で環境基準非達成

(3)地球環境 ~温室効果ガス排出量は前年度に比べ減少~
  ○温室効果ガス排出量
   ・27年度の温室効果ガス排出量は2,549万トンで、前年度に比べ0.6%減少、基準年(2年度)に比べ1.4%増加
  ○酸性雨
   ・28年度の降水の年間平均pHは4.7~4.8で、これまでの調査結果の範囲内

(4)廃棄物 ~一般廃棄物の排出量、産業廃棄物の最終処分量、ともに減少~
  ○一般廃棄物(災害廃棄物を除く)
   ・27年度の排出量は87万4千トンで、前年度に比べ8千トン減少
   ・27年度の再生利用率(リサイクル率)は22.9%で、前年度に比べ0.4ポイント減少
  ○産業廃棄物
   ・27年度の県内での最終処分量は13万7千トンで、前年度に比べ4千トン減少
   ・28年度の不法投棄発見件数は17件で、前年度に比べ5件増加
2 平成28年度の取組の状況
   トキをはじめとする多様な生物の保全、野生鳥獣の適切な管理、県版カーボン・オフセット制度の活用等による地球温暖化対策のほか、「残さず食べよう!にいがた県民運動」の開始、PM2.5等の高濃度時の迅速な情報発信等を重点的に進めるとともに、県内での鳥インフルエンザの発生を受け、野鳥調査等を強化した。
   また、環境保全施策を総合的かつ計画的に推進していくため、29年3月に環境基本計画の改定等を行った。

(1)人と自然が共生するくらしづくり
  ○生物多様性の保全と持続可能な利用
   ・生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する基本的な方針を示す「新潟県生物多様性地域計画」を29年3月に新たに策定
   ・自然公園の管理(自然公園等利用施設の修繕工事)や、魚沼から行く尾瀬ルートの利用促進
   ・野鳥及び家きんで高病原性鳥インフルエンザが発生したため、野鳥生息状況調査や死亡野鳥調査を強化
   ・希少な両生類・爬虫類の「第2次レッドリスト」を公表
  ○野生鳥獣の適切な管理
   ・鳥獣保護管理事業の実施に関する事項を定めた「第12次鳥獣保護管理事業計画 ~適正な管理をすすめ、人と野生鳥獣が真に共生する社会を目指して~」を策定
   ・ツキノワグマの目撃場所や被害防止対策の情報提供、地域の鳥獣被害対策チームによるパトロール、注意喚起等を実施
   ・狩猟の担い手の確保に向け、有害鳥獣捕獲や狩猟の体験等の研修会を実施
  ○人とトキが共生する地域づくり
   ・トキの野生復帰に向け、飼育繁殖及び野生順化訓練を実施。また、ビオトープ等トキが生息できる環境を整備・確保
  ○水環境の保全と緑あふれる快適な環境づくり
   ・地域で保全活動を積極的に行っている湧水及び清流を「新潟県の名水」として選定し、保全と活用を図るとともに、県内外に情報発信

(2)安全で快適な環境づくり
  ① 環境に負荷の少ない安全で快適な社会づくり
  ○快適な大気環境の確保
   ・PM2.5や光化学オキシダント濃度が高くなると予想された場合、迅速に情報発信するための大気汚染情報テレフォンサービスやメール配信システムの運用及び普及・拡大
   ・アスベスト排出等作業現場へ立入検査し、適正作業の実施等を指導するとともに、関係機関と連携して、建築物の解体時等のアスベスト対策研修会を開催
  ○良好な水質の確保
   ・異常水質事案に対して情報提供及び原因究明等を迅速に実施(発生件数:225件)
   ・油流出事故が多発する冬期を中心に、関係機関と連携した未然防止の啓発を実施
   ・生活排水対策として、下水道等の汚水処理施設の整備を推進
  ○良好な地盤環境の確保
   ・水準測量及び観測井により、県内5地域において地盤沈下の監視を実施
   ・有害物質による地下水の汚染状況を調査
  ○騒音・振動のない快適な環境の確保
   ・高速自動車道沿道、新幹線鉄道沿線等の騒音・振動状況を調査
  ○化学物質による環境汚染の防止
   ・ダイオキシン類の環境監視、事業場指導を実施し、排出抑制を促進
  ○放射線等の監視
   ・県内の環境モニタリングを引き続き実施し、結果をとりまとめ

  ② 地球環境問題に積極的に取り組む社会づくり
  ○低炭素社会の構築
   ・地球温暖化対策を地域レベルで総合的、計画的に対応・推進していくため、29年3月に「新潟県地球温暖化対策地域推進計画」を改定
   ・温室効果ガス排出量の伸びが大きい一般家庭部門、事務所・サービス業部門及び運輸部門の排出削減に向けて、13のリーディングプロジェクトを推進
   ・新潟県カーボン・オフセット制度の運用、県内や首都圏イベント等で普及促進
   ・新潟県家庭の省エネ推進協議会の取組により、県民へ普及啓発
   ・CO2削減に積極的に取り組む企業を表彰するエコ事業所制度の取組を推進
   ・太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入促進、二酸化炭素吸収源対策としての森林整備など、各分野における温暖化対策を推進
   ・「環境にやさしい新潟県の率先行動計画」に基づき、県自らの事務事業に伴う環境負荷の低減を推進
   ・フロン類充填回収業者等に対する立入検査・指導を行い、フロン類の排出を抑制
  ○酸性雨対策等に関する国際的取組の推進
   ・県内3地点で酸性雨の調査を継続して実施
   ・東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)のネットワークセンターに対する支援及び関係機関と連携した酸性雨の研究成果等についての情報発信

  ③ 県民の参加・協働で環境保全に取り組む社会づくり
  ○持続可能な社会に向けた人づくり
   ・小中学校で、地域実態に合わせた多様な環境学習を実施
   ・環境と人間のふれあい館、エコ・ミュージアム、愛鳥センターの環境学習施設等を活用した自然観察・体験学習の実施(来館者数:56,022人)
  ○県民協働による環境保全の推進
   ・地域の優れた環境保全活動を「新潟県環境賞」として表彰する他、環境美化運動等の活動(参加者数:402,052人)を促進
   ・ホームページ等による環境情報の提供(アクセス数:13,900件)

(3)資源を大切にする循環型の地域社会づくり
  ○3Rの推進
   ・各種リサイクル法に基づく再資源化の推進、「残さず食べよう!にいがた県民運動」の実施に加え、優れた3Rの取組を行った事業所を新潟県優良リサイクル事業所として表彰
  ○適正処理の推進と処理基盤の整備
   ・一般廃棄物処理施設や産業廃棄物の排出事業者・処理業者に対する立入検査を行い、適正処理等を確認、指導
   ・(公財)新潟県環境保全事業団が、30年度の供用開始に向け、エコパークいずもざき第3期処分場建設工事に着手
  ○不法投棄対策の推進
   ・廃棄物特別監視員や産業廃棄物巡視員及び夜間等も監視可能な移動式監視カメラのほか、UAV(無人自律航空機)による監視活動を実施

報道発表資料(PDF形式  206 キロバイト)

一括ファイル

平成29年版「新潟県の環境」一括ファイル(PDF形式  5045 キロバイト)

分割ファイル

表紙、発刊にあたって、目次(PDF形式  847 キロバイト)
新潟県の環境2016(PDF形式  620 キロバイト)
第1章 新潟県の環境政策の概要(PDF形式  285 キロバイト)
第2章 現状と施策の実施状況(PDF形式  3794 キロバイト)
資料編(PDF形式  624 キロバイト)

平成29年版「新潟県の環境」<詳細版>

一括ファイル

平成29年版「新潟県の環境」<詳細版>一括ファイル(PDF形式  23885 キロバイト)

分割ファイル

表紙(PDF形式  71 キロバイト)
目次・第1部(PDF形式  2331 キロバイト)
第2部 第1章 人と自然が共生するくらしづくり(PDF形式  3179 キロバイト)
     第2章 安全で快適な環境づくり(PDF形式  8018 キロバイト)
     第3章 資源を大切にする循環型の地域社会づくり(PDF形式  300 キロバイト)
     第4章 環境保全の共通基盤の整備(PDF形式  1313 キロバイト)
第3部  資料編(PDF形式  8150 キロバイト)

平成11年版~平成28年版「新潟県の環境」

新潟県のかんきょう

新潟県のかんきょう(PDF形式  3832 キロバイト)
小・中学生向けに編集した環境白書です。
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