● 耐震改修をして地震に弱い建物をなくしましょう
平成16年10月23日に発生した新潟県中越大震災では、住家全壊3,175棟、大規模半壊2,166棟などの被害が生じ、67人の尊い命が失われました。(平成18年9月22日現在)
また、平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震でも、住家全壊1,320棟、大規模半壊857棟などの被害が生じ、15人の尊い命が失われました。(平成20年2月12日現在)
大地震はいつどこで発生してもおかしくない状況にあります。
安心して暮らすために、ご自宅が地震に対して耐えられるかどうかを調べ(耐震診断)、地震に弱い場合は強くなるように家屋の状況に応じた耐震補強・改修が必要です。
○昭和56年(1981年)以前に建築された建築物の多くは、現行の耐震基準を満たしていません。
また、その後に建築された建築物であっても壁や窓の配置が偏っている、1階にピロティー※がある場合などは耐震性に劣っていることがあります。
※建物の2階以上に室を設け、1階は柱を残して吹きさらしにしておく建築様式。
● あなたの住まいは大きな地震に耐えられますか?
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発行(財)日本建築防災協会『わが家の耐震診断と補強方法』
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● 建物の状況に応じて効果的な耐震補強・改修をしましょう
◆補強については次のような一般的な方法があります。
1 玉石基礎を鉄筋コンクリート化する。(足元回りの補強Ⅰ)
2 腐食した土台を取り替える。(足元回りの補強Ⅱ)
3 土台、柱などの接合部を金物で固定する。(足元回りの補強Ⅲ)
4 柱・はりの接合部を金物等で堅固にする。(仕口の補修)
5 筋かい、構造用合板で壁を補強する。(壁の補強Ⅰ)
6 開口部(ガラス戸など)を少なくし、壁を増やす。(壁の補強Ⅱ)
足元回りの補強Ⅰ
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玉石基礎などの場合は、鉄筋コンクリート造の布基礎に替え、これらの土台をアンカーボルトで締めつけます。
▼改修前 玉石に束立てしただけの柱は、浮き上がったり踏みはずしたりして、建物が壊れることがあります。
★改 修 鉄筋コンクリート造の布基礎を作りアンカーボルトをつけてください。
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足元回りの補強Ⅱ
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腐ったり、シロアリに食われた部材は取替えます。
▼改修前 特に、台所・浴室の近くや北側の土台回りのように湿りがちのところは早く腐ります。
★改 修 土台を取替え、柱は根継ぎして金物で補強してください。この場合、防腐(防蟻)措置を忘れてはなりません。
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足元回りの補強Ⅲ
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土台・柱、筋かいなどの接合は金物等を使って堅固にします。
▼改修前 ほぞ差しや胴付け、またはくぎ止めだけの接合部は、抜けたり、はずれたりします。
★改 修 柱と土台は金物等で結び付けてください。筋かいと柱(または土台、はり)は、十分にくぎまたは専用の金物で止めつけてください。
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仕口の補強
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柱・はりの接合部は金物等を使って堅固にします。
▼改修前 ほぞ差しだけの柱、はりの仕口は、ほぞが折れたり、抜けたりして骨組みがばらばらになりがちです。
★改 修 はりの下端を羽子板ボルトで引き止め、抜け落ちないようにしたください。
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壁の補強Ⅰ
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筋かいを入れたり、構造用合板を張って強い壁を増やします。
▼補強前 柱、はりだけでは地震の力に抵抗できません。
★改 修 筋かいを入れるか、または、構造用合板(厚さ5mm以上)を柱、土台、はり・胴差、間柱・胴緑に十分にくぎ打ちしてください。
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壁の補強Ⅱ
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壁の量を増やし、かつ、つりあいをよく配置します。
▼補強前 開口部(ガラス戸など)が多いほど地震に弱くなります。
★補 強 開口部を減らし、筋かいや構造用合板で補強された壁を増やしてください。隅部を壁にすると一層効果的となります。
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● 耐震診断・耐震改修の助成制度をご利用ください。
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住宅の耐震診断や耐震改修を行う方のために、資金の助成制度があります。お住まいの各市町村にお問い合わせください。
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