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砂防事業紹介 砂防えん堤

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0046871 更新日:2019年9月11日更新

 砂防事業では、荒廃山地からの土砂の流出を防ぐとともに、河道の安定を図り、土石流災害から人命・財産を守るために砂防設備の整備のほか、火山区域における火山砂防事業も行っています。
 土石流の対策工事には「砂防えん堤」や「渓流保全工」、「山腹工」などがありますが、ここでは、妙高砂防事務所管内で行われた砂防事業の中から「砂防えん堤」についてご紹介します。

渓流保全工の紹介ページはこちら

砂防えん堤

 土石流を直接受けとめます。また、大量に土砂が出たときに、ここで一時的に土砂をため、安全に少しづつ流していくはたらきをします。砂防えん堤の機能イメージ図 [PDFファイル/629KB]

  • 関川1号えん堤
  • 矢代川7号えん堤
  • 寸分道川9号えん堤
  • 東菅沼川1号えん堤

関川1号えん堤

 関川は、新潟県の焼山(2,400m)に源を発し、渋江川、別所川、矢代川と合流し、河口付近で保倉川を合わせ日本海に注ぐ延長約64km、流域面積約1,140k平方メートルの一級水系の本流です。
 1995年(平成7年)7月11日~12日の梅雨前線の集中豪雨により、大量の土砂が流出し、激甚な土砂災害及び洪水災害が発生しました。そのため、災害関連緊急砂防事業によりえん堤の整備を行いました。
 えん堤の上流は上信越高原国立公園に指定されていること、また日本の滝100選の『苗名滝』があり、多くの観光客の入り込みがある景勝地であることから、周辺の景観に配慮し、えん堤についてはコンクリートの打ちっぱなしではなく外観に化粧を施し、下流の護岸はコンクリートのブロックではなく、関川から巨石を採取して巨石張りとしています。

パンフレット[PDFファイル/1.09MB]


関川1号えん堤の全景の画像
関川1号えん堤の全景

景観に配慮した外観の画像
景観に配慮した外観

関川1号えん堤下流の様子の画像
関川1号えん堤下流の様子

関川1号えん堤の上流にある苗名滝の画像
関川1号えん堤の上流にある苗名滝

矢代川7号えん堤

 矢代川は、上流の濁俣川、澄川、悪水川などを合流して妙高市街地に流下した後、万内川と合流し、上越市高田で関川の左岸に達する延長約25kmの一級河川です。
 昭和16年に1号えん堤に着手して以来、現在までに7基のえん堤が整備されています。7号えん堤は平成19年度に完成し、その高さは14.5m、堤長は170mの透過型の鋼製スリットえん堤です。透過型のえん堤は、平常時は土砂を下流へ流し、洪水発生時には鋼製のスリット部で大きな石を受け止め土石流を防ぎます。

矢代川7号えん堤の全景の画像
矢代川7号えん堤の全景

鋼製スリット部の様子の画像
鋼製スリット部の様子

えん堤正面よりの画像
えん堤正面より

寸分道川9号えん堤

 寸分道川は、関川の右岸に達する延長約2.5kmの普通河川です。
 平成18年(2006年)5月8日に、融雪水の浸透による地すべりが発生し、幅160m、長さ200mにわたって土砂が崩れました。地すべりの深さは35m、移動した土砂の量は112万立方メートルにおよびました。その地すべりの災害復旧を目的として、9号えん堤を整備しました。
 災害復旧のため急を要すること、雪深い場所であること、また地すべり地帯であり通常のコンクリートえん堤では再度被災する恐れがあることから、鋼製の枠内に石を積めて重量を確保する、鋼製枠えん堤としました。

地すべり発生後の様子の画像
地すべり発生後の様子

寸分道川9号えん堤正面の様子の画像
寸分道川9号えん堤正面の様子

東菅沼川1号えん堤

 東菅沼川は、一級河川関川水系馬場川の左支渓で、流域面積0.04km2、平均河床勾配1/3の小渓流です。
 流域内には複数の古い崩壊地形が確認され、平成24年10月には源頭部で表層崩壊が発生し、谷出口まで流出・堆積した土砂が澪筋を埋める形で堆積しています。
 谷出口下流域には東菅沼集落があり、人家4棟、公民館、災害時要配慮者利用施設及び市道を土石流から守るために、高さ10.0m、長さ53.0m、天端幅3.0mの砂防えん堤を整備しました。

砂防えん堤
東菅沼川1号えん堤の全景

保全対象
保全対象の状況

 

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