新潟県ホーム の中の農林水産業の中の上越の農業を支える人たち(経営体育成基盤整備事業 新道地区)

 上越の農業を支える人たち(経営体育成基盤整備事業 新道地区)

2009年05月11日

地域を支える担い手農家にお聞きしました ~維持管理作業が大幅に軽減したことに大満足~

 上越地域で行われたほ場整備地区で活躍されている生産法人や担い手農家の方々を、特集で紹介しています。
 2回目は、上越市市街地近郊で行ったほ場整備 新道地区で、大規模担い手農家としてご活躍されている松嶋さんにお話しを伺いました。

お話しを伺った松嶋さん(左)と同集落の方

お話しを伺った松嶋敏一さん(左)と松嶋幸一郎さん

Q1 松嶋さんが現在営んでいる農業について教えてください。

 今は約15haを稲作主体で経営しています。今年は転作で大豆を1.5ha作ります。

Q2 松嶋さんは上越市街地近郊で農業を営んでいらっしゃいますが、どのようなことに配慮していますか?また、困ったことはありますか?

 特別なことは考えていません。でも、「草刈りで跳ねる石が自動車に当たらないか」とか、「トラクターの泥でバイクが転倒しないか」など、一般の方に支障がないように気を遣うことはあります。
また、ゴミのポイ捨てなどには困ることもあります。

Q3 ほ場整備を行う(参加する)きっかけ(理由)は何ですか?

 15年前から、1反歩で点在していた田んぼをほ場整備で大きくすることを常々話していました。でもなかなか地域に浸透せず、当時は水管理に本当に苦労しました。

Q4 新道地区では、新工法(反転均平工法)や自然圧パイプライン方式を導入しました。実際に利用してみてどうですか?

 反転均平工法は良い工法だと思います。今まで、「表土扱いをしない整備」、「通常の表土扱いをした整備」、「反転均平による整備」と3種類のほ場整備を経験しました。反転均平工法の田んぼについては、まだ1作しか行っていないのではっきりとは言えませんが、表土扱いの整備と変わらないものになっているように思います。
 自然圧パイプラインは本当に良かったと思います。まず、ポンプ場やため池がいらない上、今までの開水路が暗渠化されたことで、維持管理が格段に楽になりました。また、市街地近郊で農業をするため、用水路へのゴミなどの流入もあったのですが、それも無くなり、きれいな用水で米を作ることが出来ます。
これから、フェーン現象などの時に、用水を一斉に使用した場合どうなるのかが少し不安です。

Q5 ほ場整備を行って良かったこと、苦労したことはありますか?

 用水パイプラインや農道ターンなど、農作業や草刈りなどの維持管理が本当に楽になりました。
 逆に、大規模農家中心のほ場整備・集積を行ったことにより小規模農家が離れ、集落の体系を維持していくことが今後の課題だと思います。

Q6 今後どのようなことに取り組んでみたいですか?

 米の値段も下がり、稲作だけでは難しい時期に来ていると思っています。圃場整備を契機に田畑転換に取り組み、これからは野菜なども作っていけたら、と考えています。

Q7 このページをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

 上越米の維持のために稲作を大いにやっていきます。皆さんも一緒にがんばりましょう。

[インタビューから]
 今回は、上越市近郊で農業を営んでおられる松嶋さんにお話しを伺いました。その中で、新道地区のほ場整備で行われた様々な取り組み(反転均平工法、用水自然圧パイプラインなど)について高く評価していただきました。一方で、これからの農業・農政や農村集落のあり方についての思いを伺うこともできました。
 農林振興部では、今後も、地域農業の持続的な発展のためにほ場整備事業を進めながら、地域農業の様々な課題に対応する体制づくりを応援していきます。

経営体育成基盤整備事業 新道地区での取り組み(インタビュー)( PDF形式   128 キロバイト)
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