新潟県ホーム の中の農林水産業の中の上越の農業を支える人たち(県営ほ場整備事業 三和南部地区)

 上越の農業を支える人たち(県営ほ場整備事業 三和南部地区)

2009年10月29日

地域を支える担い手農家にお聞きしました~複合営農に意欲大!~

 上越地域で行われたほ場整備地区で活躍されている生産法人や担い手農家の方々を、特集で紹介しています。
 5回目は、上越市三和区で行ったほ場整備事業三和南部地区で、生産法人として活躍されている「(農)アグリメイト野」代表の稲垣さんと「(農)グリーンファームくぼ」代表の田辺さんにお話しを伺いました!

【(農)アグリメイト野】

Q1 法人化のきっかけは何ですか?

 転作に対応するには個々の農家では難しく、また実施するには大豆の団地化が不可欠となります。
 また大区画化に対応するための大型機械を導入することからも集落営農が優位と考え法人化としました。

お話しを伺った「(農)アグリメイト野」代表の稲垣さん

お話しを伺った「(農)アグリメイト野」代表の稲垣さん

Q2 法人化して良かったことは何ですか?

 機械導入により農作業や管理がとても楽になりました。
 特に畦畔の草刈り機を導入し一括管理できたことが大きかったです。

Q3 今後はどのような法人にしていきたいですか?

 若い人たちが農業を「職業」として選択できるような農業を展開できる法人にしていきたいです。

Q4 今後はどのようなことに取り組みたいですか?

 大区画化や農道ターンにより労働時間が縮減したため、余剰労力が生まれました。
 この余剰労力により複合営農について検討しています。
 現在は大豆のみですが、今後はいろいろな作物を実験的に取り組み、この土地に適した作物を栽培していきたいです。
団地化と農道ターンの利用により刈取り作業の軽減に!

団地化と農道ターンの利用により刈取り作業の軽減に!

Q5 ほ場整備事業を行って良かったこと、苦労したことはありますか?

自動給水栓により水管理が楽に!

 苦労したことはやはり「換地」についてですね。
 良かったことについてですが、まずは用水のパイプライン化です。
 これにより漏水等の無駄水がなくなり、効率のよい水利用が可能となったため水についての心配がなくなりました。
 他には自動給水栓(センサー付き)設置により水の管理が畦畔幅を広くしたことにより草刈りがとても楽になりました。

自動給水栓により水管理が楽チンに!

【(農)グリーンファームくぼ】

Q1 法人化のきっかけは何ですか?

お話しを伺った「(農)グリーンファームくぼ」代表の田辺さん

 まずは大型機械の共同利用ということが第一ですね。
 他には耕作ができなくなった人のために、耕作地の受け皿としての組織が必要だとも考えました。
 また任意の組織では所得等を申請することができないというのもあり法人化に踏み切りました。

お話しを伺った「(農)グリーンファームくぼ」代表の田辺さん

Q2 法人を設立して良かったことを教えてください

 やはり機械を共同利用することで個々の負担が小さくなったことでしょうか。
 また構成員の中に相互扶助の関係を大切にする思いが強くなったと思います。
 これにより集落内につながりができたのではないでしょうか。

Q3 今後どのような法人にしていきたいですか?

 大豆や園芸作物など色々な作物を複合営農として取り入れていきたいです。
 特に園芸作物については「女性の力」を借りながらやっていきたいと考えています。
 また集落の子供たちとのコミュニケーションとして田植えや収穫祭などのイベントを実施し、子供のうちから農業に携わらせていく役割を法人が果たしていきたいです。

Q4 特徴的な取り組みがあれば教えてください。

今年収穫したニンニク

 「ニンニク」や「園芸作物」などを栽培しています。
 今はまだ試験的に行っているだけなので栽培量は少ないですがうまくいくようであれば栽培面積を増やしていきたいと考えています。
 他には静岡とのつながりでしょうか。これについては当集落だけではないのですが、静岡から田植えに来てくれたり、静岡のイベントに参加したりと、農業を通じて様々交流をしています。

今年収穫したニンニク

Q5 今後ほ場整備事業に期待することは?

 先ほども話した通りですが当法人では大豆やニンニクの栽培を進めています。
 いずれもある程度の乾田でないとよい作物となりません。
 予算の都合もあると思いますがいち早い水田の汎用化(暗渠排水)をお願いします。

複合営農として取り組んでいる大豆の団地

複合営農として取り組んでいる大豆の団地


[インタビューから]
 今回は三和区で活躍されている2法人の代表の方からお話しを伺いました。ほ場整備により維持管理(畦畔の草刈りや水管理)が大幅に軽減できたことや、農道ターン方式がとても有効だというお話しをいただきました。
 どちらの法人の方も今後は複合営農にも力を入れていきたいと意欲を持っているようなので、汎用化水田にするための暗渠排水工事を急いで実施していきたいと思いました。

県営ほ場整備事業三和南部地区での取り組み(インタビュー)( PDF形式形式   300 キロバイト)
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