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【上越東】雪下・雪室にんじん愛をこめて出荷

2019年02月28日
 豪雪地である上越市牧区高尾集落の農業を支える農事組合法人「あかり」が雪下・雪室にんじんを栽培しています。
 「雪下にんじん」は土に植わった状態で、1.5m程の積雪の下、約3か月間の越冬期間を経てから収穫され、「雪室にんじん」は、12月上旬雪が降る前に収穫し、収穫直後は出荷せず、雪室貯蔵でじっくり寝かせた後に出荷されます。

 雪下や雪室で熟成したにんじんは、収穫直後のものと比べてアミノ酸含量が増加するため、えぐみや雑味、にんじんの青臭さが減少し、甘味や旨味が引き立つ特徴があります。

 その特徴を活かすため、収穫したにんじんはJAえちご上越の「食と農のテーマパーク あるるんの杜」で提供する料理に使用され、また、にんじんドレッシング等の加工品として販売されます。また、JAえちご上越では新潟県立高田農業高校食品加工コースの2、3年生とタッグを組み、雪下・雪室にんじんの新たな加工商品開発に取り組んでいます。

 2月7日には、栽培されている現場を知ろうと同コース2年生18名が「あかり」の圃場を訪れ、雪下にんじんの収穫体験を行いました。粘質土壌である高尾集落では、積雪下に植わったにんじんを収穫するのは容易ではなく、生徒たちは移植コテで傷つけないよう1本1本丁寧に掘りあげました。
 同法人の代表理事太田庄治さんは、「湿った土での掘りあげ作業は力が必要なので、とても助かりました。」と感謝するとともに、「今後も雪下・雪室にんじんの振興に携わり、牧区に地域貢献していきたい」と話していました。

 上越東農林事務所普及課では、生産拡大や新たな取組活動ができるよう、高品質安定栽培に向け支援していきます。
 
農事組合法人「あかり」の雪下雪室にんじん栽培の様子をご紹介します。
8月上旬頃から種まきが始まります。昨年は、降雨が少なかったため、毎日灌水を行いました。(平成30年8月13日)
収穫作業はすべて手作業で行い、雪室貯蔵するにんじんを掘り起こします。(平成30年12月3日)
形の良いきれいなにんじんが穫れました。
雪の下になったにんじんを収穫するため、機械で除雪します。(平成31年2月7日)
収穫したばかりのにんじんを食べた生徒は「甘い!にんじん嫌いだけどこれは食べれる!」と感激していました。
雪下・雪室にんじんは、従業員の皆さんが1つ1つ皮むきをして、出荷されます。(平成31年2月12日)