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【上越】「中江用水路の水はどこから流れてくるの?」 総合学習で現地学習会が開催されました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0046783 更新日:2019年3月29日更新

小学校の総合学習支援を現地で行いました

 農村振興部門では、豊原小学校4年生の子供たちに「中江用水路の水がどこからくるのか?」を知ってもらうために、小学校の上流にある農業用施設を案内し、その役割などを説明しました。
 豊原小学校の近くには、高田平野の耕地約2,800ヘクタールを潤す中江用水路が流れています。子供たちがいつも見ている用水路の水がどこから流れてくるのかを学ぶために、笹ヶ峰ダムや板倉調整池、大熊川サイフォンなどの施設を見学しました。

笹ヶ峰ダム見学

 「妙高戸隠連山国立公園」の中にある笹ヶ峰ダムは、関川最上流部の標高約1,200mのところにある農業用ダムです。農業用ダムとしては全国一標高の高い場所にあります。
 当日は、かんがい期間も終了し、ダムの水もほとんど無い状態でしたが、そのダムの役割や国営事業で工事している小水力発電所の概要を説明したほか、ダム管理事務所内で24時間体制でダムを管理している話などを行いました。

ダム湖畔での説明画像
ダム湖畔での説明の様子

管理所内での説明画像
管理所内での説明

板倉調整池

板倉調整池の説明資料とその様子画像
板倉調整池の説明資料とその様子

 東北電力株式会社の職員の方から板倉調整池の役割について説明をしていただき、ここから中江用水路が始まることやその水は田んぼに配水される前に発電用の水として利用されることを子供たちに説明しました。

妙高市西条地内の旧中江用水取水口(西条大江口)

妙高市西条大江口の画像
妙高市西条大江口の様子

 江戸時代の中江用水路開削当時は、この付近(妙高市西条)から用水を取水していました。この施設は、平成7年の7月11日水害で復旧されたもので、非常事態に備えたもので、通常は利用していません。

大熊川サイフォン

大熊川サイフォンの画像
大熊川サイフォンの説明の様子

 サイフォンは用水路が川で分断されるときに、鉛直方向にU字形に迂回させて水を送るもので、上流側の水の持つ位置エネルギーにより下流に流れます。
 大熊川の川底を開削して、構造物を設置し下流に用水を流す構造となっています。この施設は県が昭和59年、60年に改修した施設です。

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