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【上越】 話題の言葉 「越淡麗」

2016年05月09日

新潟が育てた酒米!越淡麗(こしたんれい)

越淡麗が生まれるまで

 これまで新潟県での酒米の生産は、「五百万石」を中心に栽培されてきましたが、「五百万石」は、とう精歩合を高めると米が割れやすく、大吟醸酒の醸造は難しいとされてきました。

 そのため、県内の蔵元での大吟醸酒等の高級酒の醸造は他県産の酒米を使って仕込むという状況にありました。

 新潟県の酒造業界からは、原料米、水、技術の全てを新潟県産で完結させることができる酒米新品種の育成が望まれてきた中で、満を持して登場したのが大吟醸酒の醸造にも十分に対応できる酒米、「越淡麗(こしたんれい)」です。


越淡麗の特徴

 「越淡麗」は平成16年に県作物研究センター、県酒造組合、県醸造試験場が連携して開発した酒造好適米で、従来の酒米に比べて高度の精米耐性と、玄米タンパク質含有率が低いという優れた特徴があります。

 これにより新潟県産米を100%使用した大吟醸酒の製造が可能になり、酒造業界からも熱い視線が注がれました。

 しかし、優れた酒造特性の反面、倒伏しやすく、穂発芽しやすいことや、「いもち病」にかかりやすいなど「コシヒカリ」以上に栽培管理が難しいことから、高品質で安定した「越淡麗」生産のためには栽培技術の向上が求められています。


上越地域での越淡麗栽培の取組

 平成18年2月に上越地域の生産農家と酒蔵が一体となって栽培研究会を設立し、平成27年には上越地域で約42haが契約栽培されています。

 栽培研究会の発足当初は、慣れない新品種の栽培に不安を抱えながらの活動でしたが、時期ごとのほ場巡回や活発な意見交換を行い、栽培研究会一丸となって高品質な「越淡麗」の安定生産に取り組んでいます。

 「越淡麗」を使った新潟県産の日本酒は、上越地域を含めた県内各地の酒屋で購入することができます。

 ぜひともご賞味ください。


コシヒカリの玄米(左)と越淡麗の玄米(右)
コシヒカリの玄米(左)と越淡麗の玄米(右)
とっきっき 「越淡麗」についてさらに詳しく知りたい方は下記リンクもご覧ください。