【上越】11月27日、29日放送分「世界エイズデー」

印刷文字を大きくして印刷ページ番号：0122018 更新日：2019年6月29日更新

今日は、健康福祉環境部の村松が聞き役で、健康福祉環境部の半田さんから、「世界エイズデー」についてお話をお聞きしました。

世界エイズデーとはどのような日ですか。

　はい。エイズのまん延防止と、患者・感染者に対する差別や偏見をなくすことを目的に、WHO、世界保健機関が12月1日を世界エイズデーと定めています。毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。国内では今年もさまざまなイベントが予定されています。

そうなんですね。エイズとはどのようなものですか。

　エイズとは、HIVというウイルスに感染したことにより、体の免疫力が落ち、健康であればかからないような感染症などの病気を発症した状態のことをいいます。

HIVに感染すると、自覚症状は出るのですか。

　HIVに感染しても自覚症状はほとんどありません。風邪をひいたときのような症状がでることがありますが、数日から数週間でなくなります。その後、エイズを発症するまで自覚症状がありません。

HIVに感染してからエイズを発症するまで自覚症状がないのですね。知りませんでした。

　はい。自覚症状がないことで、HIVに感染したことに気付かない場合もあります。しかし、その間も身体の免疫力は低下しています。

自覚症状がない間も誰かに感染させてしまうことはあるのですか。

　はい。HIVは主に性行為で感染します。自覚症状がない間も、性行為をすることで、パートナーに感染させてしまうことがあります。

どうすれば、HIVの感染に気付くことができますか。

　HIVに感染しているかどうかは、血液検査で調べることができます。上越保健所では、無料・匿名で検査を行っています。

いつ行っているのですか。

　上越保健所では毎週火曜日の午前9時、10時、11時と、毎月第4火曜日の午後5時、6時、7時に検査を行っています。検査の結果は採血の約1時間後にお伝えすることができます。検査を希望される方は事前の電話予約をお願いします。予約専用の電話番号は、025-526-8120です。また、この電話番号で相談も受け付けています。プライバシーは堅く守られますので、気になることがある方はご相談ください。エイズに関する不安や悩みについてもお受けします。