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【上越】8月7日、9日放送分「不正大麻・けし撲滅運動」
今日は、地域整備部の花野が聞き役で健康福祉環境部の近藤さんから「大麻」についてお話をお聞きしました。
毎年5月1日から9月30日までを「不正大麻・けし撲滅運動」期間としています。運動期間中、新潟県では、違法な植物である大麻や「違法なけし」を発見、除去するために巡視を行っています。また、住民の皆さんにパンフレットを配布するなど、正しい知識の広報にも力を入れています。
8月から9月は、大麻の生育期間であることから、今日は「大麻」についてお話します。
大麻とはどのようなものですか。
はい。大麻は一般に「アサ」と呼ばれる植物で、乾燥大麻や樹脂などの形に加工され密売されています。これらは脳に悪影響を与え、身体に様々な不具合を引き起こす違法な薬物です。乱用すると、記憶や学習能力が低下し、知覚を変化させます。また、乱用を続けると、何もやる気がしない状態や人格変容、幻覚、妄想などの大麻精神病などが引き起こされます。大麻は、大麻取締法により栽培、所持、譲り受け、譲り渡しが禁止されています。
大麻は不正に栽培されていることがあるのですか。
はい。最近は、大麻の種子を入手して不正に栽培されている事例も増えています。
また、庭や畑に種子が飛んできて、気づかないうちに自生している場合もあります。
このような大麻を発見・除去するため、この8月から9月にかけて集中的にパトロールを実施します。
大麻は乱用目的で不正に栽培されている場合や、自生している場合もあるのですね。大麻であると見分けるための特徴はありますか。
はい。大麻には、次のような特徴があります。
葉の縁は、ノコギリ状になっており、葉の付き方は、細長い柄(へい)の先に、3枚から9枚の葉が集まって、手のひらのような形になっています。葉っぱ全体の大きさは10cmから20cmです。茎は太く真っ直ぐに立ち、浅い縦すじが通っているのが特徴です。葉や茎には、独特の青臭さがあります。
葉の縁はノコギリ状で、葉の付き方は手のひらのような形になっているんですね。大麻に似た植物などはあるのでしょうか。
はい。大麻と似た植物として、ケナフやクレオメが有名ですが、これらは違法な植物ではありません。
ところで、大麻またはその疑いのある植物を見つけた時には、どのようにすればよいのでしょうか。
大麻またはその疑いのある植物を見つけた時には、健康福祉環境部医薬予防課にご連絡ください。電話番号は025-524-6134です。
お問い合わせは、健康福祉環境部医薬予防課、電話番号025-524-6134ですね。
正しい知識を身につけ、「不正大麻・けし撲滅運動」にご協力お願いします。