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【上越】7月31日、8月2日放送分「水の事故から子供を守るポイント」
今日は、農林振興部の石田が聞き役で、地域整備部の豊田さんから、「水の事故から子供を守るポイント」についてお話をお聞きしました。
いよいよ夏休みが始まりました。夏休みは、海水浴や川遊びへ行く方も多いと思いますが、水の事故には気を付けなければなりませんね。
はい。毎年、全国で水の事故が後を絶ちません。
上越市では4年前に柿崎区の上下浜海岸で、波打ち際で遊んでいた3人の小学生が高波に飲み込まれ、救助に向かった大人2人も合わせた5人が亡くなるという事故が発生しています。
子供たちを水の事故から守るにはどうしたらよいでしょうか。
ポイントは3つあります。
1つ目のポイントは、急な天候の変化など、気象状況に注意することです。
具体的にはどのように注意すればよいのですか。
はい。お出かけ前に、行き先の気象について注意報や警報が出ていないか、テレビやインターネットで確認しておきましょう。
また、お出かけ先で、急に風が強くなったり、空が暗くなってきたら、天候の急変が予想されますので、注意しましょう。
わかりました。では、2つ目のポイントをお願いします。
2つ目のポイントは、危険な場所には近づかないことです。
どのように危険な場所だと判断すればよいのでしょうか。
川や海に立入禁止や遊泳禁止といった注意看板がないか確認しましょう。注意看板があれば危険な場所です。
また、以前事故が起こった場所には、決して近づかないようにしてください。
なるほど。最後に3つ目のポイントを教えてください。
これが一番大切なポイントですが、川や海では、大人は子供から目を離さないようにしましょう。
お子さんは保護者の手の届く範囲で遊ばせ、決して危険な場所へは近づかせないように注意しましょう。
確かに、子供は思いもよらない行動をしてヒヤっとすることがありますよね。
そうですね。海や川といった自然の中では、開放感があって楽しいですが、同時に危険も潜んでいますので、保護者の方はお子さんに教えていただきたいと思います。
また、水辺で遊ぶ時にはライフジャケットを着用するなど、安全対策を心がけてください。
わかりました。最後に、本日の放送に関する問い合わせ先を教えてください。
はい。お問い合わせは、地域整備部治水課、電話番号025-526-9525までお願いします。
楽しい夏休みを悲しいものにさせないよう、保護者の皆さんは十分にご注意ください。