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【上越】4月24日、26日放送分「水辺の事故防止」
今日は、企画振興部の柄澤が聞き役で、地域整備部の伊藤さんから、「水辺の事故をなくすポイント」についてお話をお聞きしました。
柄澤さんは、新年度が始まってからもうすぐ1ヶ月ですが、生活の方はもう慣れましたか?
はい、ちょっと緊張していた生活が続いていましたが、ようやく慣れてきました。もうすぐ大型連休に入るので、気分転換に家族と海へ釣りなど遊びに行こうかと予定しています。
そうですか?それは楽しみですね?
しかし、海や川などの水辺では、注意してください!
何かあるのですか?
はい、4年前、海では波打ち際で遊んでいた子供達が、高波にさらわれ、助けに向かった大人までもが命を奪われるという事故がありました。
また、川でも遊んでいた子供が転がった岩に挟まれ、命を奪われる等という事故も発生しています。
このような水辺での事故は毎年多く発生しています。
なにか気をつけるようなポイントはあるのですか?
はい。ポイントは3つあります。
まず、1つ目のポイントは、急な天候の変化など、気象状況に注意することです。
具体的にはどのように注意すればよいのでしょうか。
出かける前であれば、行き先の気象について、注意報や警報が出ていないか、テレビやインターネットで事前に確認しておきましょう。
また、出かけた際には、最初は天気が良くても、急に風が強くなったり、空が暗くなってきたりするような場合があります。こういう時は、天候の急変が予想されますので、注意が必要です。
わかりました。では、2つ目のポイントはなんですか。
危険な場所には決して近づかないことです。
どうやって、危険な場所だということを判断すればよいのでしょうか。
例えば、立入禁止や遊泳禁止といった注意喚起の看板が周りにないか観察してください。そういった看板が危険箇所のサインになります。
また、以前事故が起こった場所であるとの情報を得ているのであれば、決して近づかないようにしてください。
なるほど。では、3つ目のポイントを教えてください。
これが一番大切なポイントですが、「大人は子供から絶対に目を離さない」ということです。
お子さんは大人の方の手の届く範囲で遊ばせて、決して危険な場所へは近づかせないように注意してください。
確かに、子供は思いもよらない行動をして、ヒヤっとすることがありますよね。
そうなんです。海や山、川といった自然の中では、開放感や爽快感があってとても楽しいのですが、同時に危険も潜んでいる、ということを大人の皆さんは、お子さんに教えていただきたいと思います。
はい、私も気をつけたいと思います。最後に、本日の放送に関する問い合わせ先を教えてください。
「水辺の事故をなくすポイント」に関するお問い合わせは、地域整備部治水課、電話番号は025-526-9525までお願いします。