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【上越】疥癬について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0046557 更新日:2019年3月29日更新

疥癬(かいせん)について

平成29年10月から平成30年7月にかけて管内の複数の施設等で疥癬が発生していますので注意願います。
※疥癬は届出が必要な感染症ではありませんが、同様な症状で10名以上発生した場合は保健所へ報告願います。
 また、複数の施設やサービスを利用している場合は関係施設にも情報提供願います。

疥癬の特徴

  • 主な症状
    かゆみ、顔や頭以外の皮膚所見(小さな赤い丘疹、疥癬結節、疥癬トンネル、角化型では角質増殖)
  • 原因及び感染経路
    ヒゼンダニが皮膚に住み着くことによる虫体や糞によるアレルギー反応
    肌と肌との直接接触、患者が使用した寝具やタオル等の共用による間接接触
  • 潜伏期間
    1~2ヶ月程度(角化型は4日~5日の場合あり)

診断・治療

  • 診断
    皮膚科で症状に加えてヒゼンダニ、抜け殻、卵等を検出する必要があります。しかし、1回の受診だけで見分けるのは難しいので、症状が改善するまで受診しましょう。また、家族や周囲に同じ症状のある人がいるのも重要なポイントです。
  • 治療
    医師の指示で専用の飲み薬や塗り薬を使用します。

予防方法

 家族や施設の利用者等が疥癬と診断されたら

  • 他に同様な症状がある人がいないか確認しましょう(入浴時等)。
  • 症状のある人のお世話をする場合は手袋着用・手洗いを徹底し、一人ずつ交換しましょう。
  • 雑魚寝、寝具・タオル等の共用はせずに、患者のリネン類は別にして洗濯しましょう(分けて業者へ委託)。
  • 患者の部屋やベッドはこまめに掃除機をかけ、必要に応じて殺虫剤も使用しましょう。
  • トイレや車イス等は専用にするか、使用したら清拭しましょう。

※疥癬が集団発生すると、終息まで数ヶ月かかる場合もありますので、早めの対応と施設全体での長期間の対応が必要です。

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