このページの先頭です メニューをとばして、このページの本文へ
新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中の【上越】上越地域の感染症情報をお知らせします
本文はここから

【上越】上越地域の感染症情報をお知らせします

2019年08月19日
上越管内で百日咳が多数報告されています。

手足口病に注意しましょう

 定点当たりの報告数が上越管内で27.50となり、先週より減少していますが、警報基準(定点当たり5)を大きく上回り、依然として警報が発令されています。児童福祉施設での集団発生も見られますので、引き続き十分な注意が必要です。

 手足口病は、口の粘膜や手のひら、足などに水疱性の発疹ができる感染症で、乳幼児を中心に主に夏季に流行します。発熱は全体の約3分の1に認められますが、高熱が続くことはあまりなく、数日間のうちに治癒する疾患です。
 多くは軽症で済む疾病ですが、手足口病を発症後に髄膜炎、小脳失調症、脳炎、心筋炎などの合併症を併発することもあるため、頭痛や高熱の発症など症状が悪化する場合は医療機関を受診しましょう。
 また、手のひらや足のほか、臀部にも水疱や潰瘍をつくり、快復後に爪が剥がれるような症状(爪甲脱落症)を起こすことがあります。
 なお、大人に感染することもあるので、子供に限らず大人も感染予防に心がけてください。

手足口病の関連情報はこちらから

ヘルパンギーナに注意しましょう

 定点当たりの報告数が上越管内で16.50となり、先週より減少していますが、警報基準(定点当たり5)を大きく上回り、依然として警報が発令されています。児童福祉施設での集団発生も見られますので、引き続き十分な注意が必要です。

 ヘルパンギーナは主にコクサッキーウイルスA群による口峡部に特有の小水疱と発熱を主症状とする夏かぜの一種です。潜伏期は2~4日、初夏から秋にかけて、乳幼児に多く見られます。突然の38~40℃の発熱が1~3日間続き、全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、嘔吐、四肢痛などがある場合もあります。咽頭所見は、軽度に発赤し、口蓋から口蓋帆にかけて1~5mmの小水疱、これから生じた小潰瘍、その周辺に発赤を伴ったものが数個認められます。

感染経路としては、発病者の唾液や鼻汁への接触及び咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによる飛沫感染があります。
 
予防としては、発病者との接触を避ける、手洗いやうがいを徹底することなどがあげられます。また、発病者とのタオルの共用は避けましょう。

ヘルパンギーナの関連情報はこちらから

RSウイルス感染症に注意しましょう

 定点当たりの報告数が上越管内で8.67となり、先週と比べてほぼ横ばいです。引き続き十分な注意が必要です。

 RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。
症状としては、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。しかしながら、初めて感染発病した場合は症状が重くなりやすいといわれており、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。そのため、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)のお子さんがいらっしゃる場合には、感染を避けるための注意が必要です。

RSウイルス感染症の関連情報はこちらから

感染性胃腸炎に注意しましょう

 定点当たりの報告数が上越管内で4.17となり、先週より減少していますが、引き続き十分な注意が必要です。

 感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。原因となる病原体には、ノロウイルス(Noro virus)、ロタウイルス(Rota virus)などのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。

 感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。

 特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。
 乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。おう吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。

伝染性紅斑に注意しましょう

 定点当たりの報告数が上越管内で1.17となり、先週より増加しています。警報基準(定点当たり2)は下回っていますが、警報終息基準(定点当たり1)を上回っており、依然として警報が発令されていますので、引き続き十分な注意が必要です。

 伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。皮膚の発しんを主症状とし、両頬がリンゴのように赤くなることから別称「リンゴ病」とも呼ばれます。年始から7月上旬頃にかけて報告数が増加し、特に小児に多く見られます。

 予防として、外出後や食事前には手洗い、うがいをしっかりと行いましょう。また、咳やくしゃみなどの症状がある場合にはマスクを着用するなど咳エチケットを守りましょう。

全県の情報はこちらから

○警報発令(継続):大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。
○注意報発令:流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生することを、流行の発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示します。
PDFファイルをご覧になるにあたって
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerのプラグイン(無償)が必要となります。お持ちでない場合は、お使いのパソコンの機種/スペックに合わせたプラグインをダウンロード、インストールしてください。 Get Adobe Reader Adobe Readerをダウンロードする

この記事に関するお問い合わせは

感染症に関して御質問などありましたら、こちらへお問い合わせください。
 上越地域振興局健康福祉環境部(上越保健所)医薬予防課
 電話:025-524-6134(直通)