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【糸魚川】山腹水路で行われた提灯測量を再現しました!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0045488 更新日:2019年3月29日更新

 糸魚川市早川谷の右岸に流れている東側用水路は、明治12年から建設がはじめられ明治25年に全工事が完了したと言われています。この工事の際、夜間に提灯を目印に測量を行い、勾配を決めて用水路が作られたと言われています。
 そこで、「先人の遺業や思いを地域の人々に伝える方法はないか」と、地域の方々と話し合った結果、「提灯測量を再現しよう」ということになりました。

提灯測量の画像
提灯測量

  • 日時
    平成25年7月16日(火曜日)午後6時30分~
  • 会場
    焼山の里ふれあいセンター
    糸魚川市大字中川原新田97-1

提灯測量の内容

 江戸時代から明治時代の測量技術で、提灯やろうそくの明かりを使用し高低差を測量したと言われています。残念ながら当時の詳しい測量方法は残されていませんが、夜になると提灯を持って山へ入り、その提灯を上げ下げすることで土地の高低を測り、水路を作ったと言われています。
※今回は、当時出来たであろう技術と材料を用いて再現しました。

提灯測量イメージ図はこちら[PDFファイル/39KB]

提灯の高さを調節している様子の画像
提灯の高さを調節している様子

見通している様子の画像
見通している様子

水平に並んだ提灯の画像
水平に並んだ提灯

上げる合図の画像
上げる合図

水平に並んだ提灯を目にした地元の方々は感動した様子で、
「昔もこのようにしてやってたんかなぁ」
「ちゃんと出来るもんだなぁ」
などと、話していました。

下げる合図の画像
下げる合図

 ちなみに、今回再現した測量器具と、現在の測量機器を比較してみると次のようになります。

昔の見通し(再現)の画像
昔の見通し(再現)

現在の測量機器の画像
現在の測量機器

 現在の測量機器のレンズの上に小さな穴が開いているのが分かります。これは現在の見通しで、昔の技術が最新の測量機器にもしっかりと受け継がれているのです。

東側用水路ライトアップ

 提灯測量後は、東側用水路のライトアップをおこないました。用水路の姿が浮かび上がり、地元の方々は「あんなに高いところにあったとは知らんかったなぁ」「早川谷に灯りがともった!」「感動した!」など、口々に話していました。
 ライトアップは8月4日(日曜日)から8月16日までの間、早川谷地域主催で毎晩実施します。※ただし雨天中止
 みなさんも是非、感動を味わってください!

連絡先

糸魚川地域振興局 農林振興部 農村計画課
電話:025-552-1789
Fax:025-553-0860
E-mail:ngt112040@pref.niigata.lg.jp

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