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新潟県ホーム の中の教育・学習の中の【糸魚川】「糸魚川ジオパーク 夏休み応援 体験学習ツアー」第2回(8月19日~8月20日)の様子をダイジェストでご紹介します!

 【糸魚川】「糸魚川ジオパーク 夏休み応援 体験学習ツアー」第2回(8月19日~8月20日)の様子をダイジェストでご紹介します!

2010年08月26日
 糸魚川市や糸魚川地域振興局など30の団体から成る「糸魚川ジオパーク協議会」では、
 糸魚川ジオパークを活用した「体験学習旅行の誘致」に取り組んでいます。
 その一環として、8月19日~8月20日の2日間、
 小学生とその保護者を対象にした「夏休み応援 体験学習ツアー」を実施しました。

 7月31日~8月1日に実施した第1回同様(下記リンク参照)、参加者から大変好評で、
 「学芸員さんの分かりやすい解説でより一層興味を持って見ることができました」
 「自分ではなかなか知ることのできないことをたくさん学べました」
 などの声をいただきました。

 このたびのツアーの様子をダイジェストでご紹介します。

① フォッサマグナミュージアム ~糸魚川ジオパークの学習拠点~

 ツアーのスタートは「フォッサマグナミュージアム」。

 地球の成り立ち、大地の歴史を
 分かりやすく紹介する展示が盛りだくさんの博物館で、
 糸魚川ジオパークの学習拠点です。

 糸魚川ジオパークのマスコットキャラクター「ジオまる」と「ぬーな」が
 ツアー参加者の皆さんをお迎えしました。

 学芸員の分かりやすい解説を聞きながら、
 実際に展示物に触れられるのがこのツアーのおすすめポイントです。

 写真は、鉄琴や木琴ならぬ「石琴」。
 石をたたいたとは思えないきれいな音にみんな感動していました。

 他にも、石なのに曲がる「コンニャク石」などにも実際に触って
 その不思議さ、珍しさに驚いていました。

 ミュージアムには様々な展示物があります。

 写真は、1月から12月までの「誕生石」を見ている様子。
 自分の誕生石が何かということは聞いたことはあっても、
 実際に見る機会はなかなかありません。
 子どもたちも保護者の皆さんも興味津々でした。

 他にもミュージアムでは、
 「輝く石」(紫外線に当たると光る石)や
 アンモナイトの化石、隕石、恐竜のフンの化石…など
 重さや質感を感じながら見学することができます。

 子どもたちは、学芸員の解説をメモしたり、
 展示物の写真を撮りながら、楽しそうに見学していました。

 
 糸魚川は「ヒスイ」の産地として全国的に有名です。
 
 実際にヒスイを見て触りながら、
 学芸員さんから
 「波打ち際が見つけやすいよ」
 「ヒスイは丈夫な石だからあまり丸みを帯びていないんだよ」
 「緑色ではなくて白っぽい色の石を探すんだよ」
 という「ヒスイ探しのコツ」を伝授されました。

 今回のツアーでは2日目に実際に
 海岸でヒスイ探し・石の標本づくりをしました。

② 小滝川ヒスイ峡 ~ヒスイの巨大原石に対面~

 
 「高浪の池」で昼食を楽しんだ後、
 日本最大のヒスイ産地「小滝川ヒスイ峡」へ。

 約450メートルもの高さの明星山の大岩壁と
 巨大なヒスイ原石の大迫力に驚く子どもたち。

 ヒスイを観察しながら
 川に足を入れて水遊びをしていると
 あっという間に時間が過ぎました。

③ フォッサマグナパーク ~日本を東西に分ける大断層~

 1日目最後の見学先は野外博物館「フォッサマグナパーク」。
 
 ここには日本最大級の「枕状溶岩」があります。
 枕状溶岩とは、はるか昔、
 海底に流れ出た溶岩がチューブ状(枕状)に流出し
 次々と冷却し積み重なったものです。
 
 写真は、落ちている溶岩を拾っている様子です。
 「メノウっていう宝石が入っているものがあるから探してごらん」
 というガイドさんの言葉を聞いて、夢中になって探していました。
  

 次は、教科書にも出てくる「糸魚川―静岡構造線」の断層。
 断層破砕帯(白い線の部分)の右側は1600万年前の地質で、
 左側は2億6000万年よりも古いものです。
 日本列島を真っ二つに分ける断層を目の前で観察しました。
 また、白い線をまたいで記念撮影をしていました。

 ここで1日目は終了。
 市内の温泉旅館に宿泊し美味しい食と温泉を満喫しました。

④ 筒石トンネル地下駅 ~珍しい地下駅で特急列車通過時の強風を体験~

 ここから2日目です。

 最初は「筒石駅」。
 珍しい地下駅で、300万年前の地層の中に作られています。
 
 地上から約300段の階段を下りてホームに行きます。
 この日、地上の気温は30度以上ありましたが、
 地下のホームの気温はなんと20度。
 ひんやりとした空気の中、
 ここでの「お楽しみ」がやって来るのを待ちます。
 

 待っていたのは「特急はくたか号」。
 最高時速130kmで通過する時の強風を体感します。
 ホームの出入り口にいると、
 気圧の違いによりものすごい風が入ってきます。
 これには子どもたちはもちろん保護者の皆さんも大興奮でした!
  

⑤ 浜徳合 ~見事な砂岩泥岩互層を見学~

 次に向かったのは、糸魚川市東部の「浜徳合」(はまとくあい)。
 300万年前の海底にたまった砂岩と泥岩が交互に重なり、
 見事なしま模様をつくっています。 
 
 ここは国道8号から山側の道に入ってすぐのところにあります。
 生活から身近なところにこのような大地の歴史を表すものがあるのも
 糸魚川ジオパークの特徴の一つです。

 

 
 地層の表面に観察できる小さな化石を虫眼鏡を使って観察。
 何か見つかるたびに「先生、これは何~?」と
 大きな声をあげて聞いていました。
 自由研究用にメモをとりながら観察している子どもも。
 大地の歴史・成り立ち、地質について体験しながら学べるのが
 糸魚川ジオパークです。
 

⑥ 弁天岩 ~海底火山から噴出した火砕流の堆積物~

 
 次に向かったのは能生のシンボル的存在の「弁天岩」。
 100万年前に海底火山から噴出した火砕流の堆積物です。
 
 参加者全員で弁天岩に上り、
 潮風を受けながら素晴らしい景観を楽しみました。
 
  

⑦ ヒスイ海岸 ~ヒスイ探しと石の標本づくり~

 いよいよツアーのクライマックスです。

 ミュージアムで勉強したことやガイドさんから教えてもらったことを
 頭に入れながら、海岸でヒスイ探し・石の標本づくりです。

 青い空ときれいな海に喜びながら、夢中になって石を探していました。
 
 


 子どもたち全員にプレゼントしたケースに拾った石をコレクション。
 色々な石が集まりました。
 ただ拾って集めただけでなく、
 ガイドさんの説明で石の名前や特徴もしっかり勉強しました。
 
 「自由研究になってありがたい」と保護者の方も喜んでいました。

⑧ 「糸魚川ジオパーク子ども博士認定証」贈呈式 ~糸魚川市長からのプレゼント~

 いよいよツアーの最後です。

 2日間にわたって糸魚川ジオパークを体験学習した子どもたちへ
 糸魚川市長(糸魚川ジオパーク協議会会長)から
 「糸魚川ジオパーク子ども博士認定証」と
 糸魚川ジオパークピンバッジをプレゼントしました。
 

 
 市長からプレゼントされた認定証を手に記念撮影。
 夏休み自由研究の証です。

【リンク】 7月31日~8月1日に実施した同ツアー第1回の様子はこちらをご覧ください

【リンク】 糸魚川ジオパークについてはこちらで分かりやすく・詳しく紹介しています(糸魚川ジオパーク協議会HP)