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新潟県ホーム の中の教育・学習の中の「糸魚川ジオパーク 夏休み応援 体験学習ツアー」(7月31日~8月1日)の様子をダイジェストでご紹介します!

 「糸魚川ジオパーク 夏休み応援 体験学習ツアー」(7月31日~8月1日)の様子をダイジェストでご紹介します!

2010年08月10日
 「糸魚川ジオパーク」が日本初の「世界ジオパーク」に認定され、まもなく1年になります。
 糸魚川地域振興局や糸魚川市など30の団体から成る「糸魚川ジオパーク協議会」では、糸魚川ジオパークを活用した「体験学習旅行の誘致」に取り組んでいます。
 その一環として、7月31日~8月1日の2日間、小中学生とその保護者を対象にした「夏休み応援 体験学習ツアー」を実施しました。

 参加者から、
 「色々な石を触ることができて楽しかったです」
 「ガイドの説明が分かりやすく自分ではなかなか知ることのできないことをたくさん学べました」
 「色々な自然に触れ合うことができて夏休みのいい思い出になりました」
 などの声をいただき大好評だったツアーの様子をダイジェストでご紹介します。

① フォッサマグナミュージアム ~糸魚川ジオパークの学習拠点~


 ツアーのスタートは「フォッサマグナミュージアム」。

 地球の成り立ち、大地の歴史を分かりやすく紹介する展示が盛りだくさんの博物館で、
 糸魚川ジオパークの学習拠点です。

 糸魚川ジオパークのマスコットキャラクター「ジオまる」と「ぬーな」が
 ツアー参加者の皆さんをお迎えしました。


 学芸員の分かりやすい解説を聞きながら、
 実際に展示物に触れられるのがこのツアーのおすすめポイントです。

 写真は、石なのに曲がる「コンニャク石」。
 初めて見る・触る珍しい石に参加者の皆さんは興味津々でした。

 ミュージアムには様々な展示物があります。

 写真の「輝く石」(紫外線に当たると光る石)や
 アンモナイトの化石、隕石、恐竜のフンの化石…など
 重さや質感を感じながら見学することができます。

 子どもたちは、学芸員の解説をメモしたり、
 展示物の写真を撮りながら、楽しそうに見学していました。

② 高浪の池 ~糸魚川ならではの昼食と散策~


 ミュージアム見学の後は、
 糸魚川の代表的な観光スポット「高浪の池」に移動。
 ここで昼食です。
 そばや天ぷらのほか、
 笹の葉に山菜やくるみなどをのせた糸魚川名物「笹寿司」も味わいました。

 
 昼食の後は神秘的な雰囲気の高浪の池を散策。

 この池に潜むと言われている
 体長4メートルの伝説の魚「浪太郎」のモニュメントと記念撮影したり、
 池の周りを散歩したりしてお昼の時間を過ごしました。

③ 小滝川ヒスイ峡 ~ヒスイ原石と石灰岩の大岩壁~


 次に向かったのは「小滝川ヒスイ峡」。
 日本最大のヒスイの産地で、
 展望遊歩道から川にある巨大な原石を見学します。

 また、視線を上を持っていくとそこには明星山の大岩壁が。
 約450メートルもの高さの岩壁の大迫力はなかなか体感することができません。


 展望遊歩道から川と大岩壁を眺めた後は、実際に川に下りて見学。

 川に足を入れながらの石拾いに子どもたちは大喜びでした。

 みんなが石拾いに夢中になっていると
 学芸員から「みんなこっちに集合~!」の声が…
 


 学芸員のところへ行ってみると、周りにある他の石とは違う白い色の石が。
 これがヒスイの原石です。
 ミュージアムでもヒスイの原石は見ましたが、
 実際の産地で原石を見て・触れることで自然のはたらきを体感しました。
 

④ フォッサマグナパーク ~日本を東西に分ける大断層~


 1日目最後の見学先は野外博物館「フォッサマグナパーク」。
 
 ここでまず見学したのは「枕状溶岩」。
 これは、はるか昔、海底に流れ出た溶岩がチューブ状(枕状)に流出し
 次々と冷却し積み重なったものです。
 ここでも大地の歴史を実感しました。
  


 次は、教科書にも出てくる「糸魚川―静岡構造線」の断層。
 断層破砕帯(白い線の部分)の右側は1600万年前の地質で、
 左側は2億6000万年よりも古いものです。
 日本列島を真っ二つに分ける断層を目の前で観察しました。

 ここで1日目は終了。
 市内の温泉旅館に宿泊し美味しい食と温泉を満喫しました。

⑤ 筒石トンネル地下駅 ~特急列車通過時の強風を体験~


 ここから2日目です。

 最初は「筒石駅」。
 珍しい地下駅で、300万年前の地層の中に作られています。
 
 地上から約300段の階段を下りてホームに行きます。
 この日、地上の気温は30度以上ありましたが、
 地下のホームの気温はなんと20度。
 ひんやりとした空気の中、
 ここでの「お楽しみ」がやって来るのを待ちます。
 


 待っていたのは「特急はくたか号」。
 最高時速130kmで通過する時の強風を体感します。
 ホームの出入り口にいると、
 気圧の違いによりものすごい風が入ってきます。
 これには子どもたちはもちろん保護者の皆さんも大興奮でした!
  

⑥ 浜徳合 ~見事な砂岩泥岩互層を見学~


 次に向かったのは、糸魚川市東部の「浜徳合」(はまとくあい)。
 300万年前の海底にたまった砂岩と泥岩が交互に重なり、
 見事なしま模様をつくっています。 
 
 ここは国道8号から山側の道に入ってすぐのところにあります。
 生活から身近なところにこのような大地の歴史を表すものがあるのも
 糸魚川ジオパークの特徴の一つです。

 

 ガイドが用意した「クジラの骨の化石」に興味津々の子どもたち。
 想像以上の重さに驚いていました。
 ガイドが色々な工夫をして案内する点も糸魚川ジオパークの魅力です。

⑦ マリンドリーム能生 ~ベニズワイガニ付きの昼食とお土産選び~


 道の駅「マリンドリーム能生」で昼食です。
 能生名物のベニズワイガニ丸ごと一杯が付いた昼食を堪能。
 
 食べた後はお土産選びの時間。
 マリンドリーム能生は新鮮な魚介類からお菓子類まで
 お土産品が豊富に揃っています。
 

⑧ 弁天岩 ~海底火山から噴出した火砕流堆積物~


 次に向かったのは能生のシンボル的存在の「弁天岩」。
 100万年前に海底火山から噴出した火砕流の堆積物です。
 参加者全員で弁天岩に上り、素晴らしい景観を楽しみました。
  

⑨ 能生白山神社 ~国指定重要文化財~


 弁天岩の後は、すぐ近くにある「白山神社」へ。
 その本殿は1515年に造られ室町時代の特徴を残すことから
 国の重要文化財に指定されています。

 ここでは「シーボルトコギセル」という
 一般的には本州中部以南に生息する珍しい陸貝を観察しました。
 この貝は乾燥に比較的強く殻の中に入ったまま長期間生存するため、
 船旅などに出る際に神社の樹から採ってお守りにしていたという貝です。
 
 

⑩ 「糸魚川ジオパーク子ども博士認定証」贈呈式


 いよいよツアーの最後です。

 2日間にわたって糸魚川ジオパークを体験学習した子どもたちへ
 糸魚川市長(糸魚川ジオパーク協議会会長)から
 「糸魚川ジオパーク子ども博士認定証」と
 糸魚川ジオパークピンバッジをプレゼントしました。
 夏休み自由研究の証です。