糸魚川の冬の味覚「あんこう」
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皆さん、ご存じでしたか? 糸魚川の冬の味覚と言えば・・・そう、「あんこう(鮟鱇)」です!
あんこうは平べったい体に大きく広がる口が特徴で、見た目はとてもグロテスクな魚ですが、「東のアンコウ、西のフグ」と言われるほど大変おいしい冬の代表的な魚として有名です。 あんこうと言えば茨城県が有名ですが、ここ糸魚川でも、冬の日本海の荒波に揉まれでっぷりと太ったあんこうが市内の漁港で水揚げされ、水揚げされたばかりの新鮮なあんこうが市内のお店や温泉旅館などで味わうことができるんですよ。 今回は、糸魚川の冬の味覚「あんこう」をたっぷりと紹介させていただきます。
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冬の厳しい寒さに備えてでっぷりと太った糸魚川の「あんこう」
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あんこうは ”冬が旬” です!!
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あんこうは「霜月あんこう絵に描いても舐めろ」と言われるほど、冬のあんこうは美味しいと言われています。霜月(11月)以降のあんこうは産卵をひかえ、厳しい寒さに備えてキモ(肝臓)が肥大し、でっぷりと太っていてとっても美味しいのです。 あんこうは、大きいものほど味が良く、10kg以上のものがもっともおススメとされ、糸魚川では10kg以上のものを「荒波あんこう」と呼び珍重しています。
しかし、「魚偏に安いと書くは春のこと」という川柳があるようにあんこう(鮟鱇)は春になると急に味が落ちると言われています。 だからこそ、あんこうは ”冬が旬” なのです。 特に寒さの厳しいこの季節に、アツアツのあんこう鍋なんて最高です!
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糸魚川の冬の味覚「あんこう鍋」
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■「あんこうの七つ道具」ってご存じですか?
あんこうは、俗に「あんこうの七つ道具」と言われる、キモ(肝臓)、水袋(胃)、ヌノ(卵巣)、エラ、柳肉、皮、とも(ヒレ)に切り分けられ、捨てるところがなく肉よりも内臓が美味しいと言われる魚です。
特にキモ(肝臓)は海のフォワグラとも呼ばれ、こってりとした美味しさが珍味とされています。実はこのキモはDHAとEPAを多く含み、魚介類の中で最も高いというデータがあるんです。 肉の部分は、脂肪分が少なく淡泊で味噌との相性もよく、鍋料理には不可欠なアイテムとなっています。 また、とも(ヒレ)と皮は、ゼラチン質のプリプリとした食感で美肌に良いとされるコラーゲンがたっぷりと含まれていると言われています。
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あんこうの七つ道具
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◆◇◆ 糸魚川のあんこうと食文化 ◆◇◆
糸魚川では、昔から大衆魚として親しまれ、あんこうが魚屋の店頭に吊り下げられると、鍋や器を持ち寄って人々が集まってくる・・・そんな光景がかつての糸魚川にあったそうです。ぶつ切りにしたあんこうを豆腐とネギといっしょに煮て味噌で味付けした「あんこう汁」が冬の糸魚川の定番料理で、アツアツのあんこう汁を豪快にいただくのがこの地方の食し方とのこと。
今ではすっかり高級魚としてのイメージがありますが、この糸魚川ではいたって馴染みの深い大衆魚として今も親しまれています。
ちなみに、日本で捕れる食用のあんこうは、南日本で捕れる「クツアンコウ」と北日本で捕れる「キアンコウ」の2種類で、特に美味しいとされるキアンコウがこの糸魚川で水揚げされ、新鮮なあんこうが市内のお店や温泉旅館などでいただくことができるんです。
糸魚川のあんこうは、北アルプスの2000m級の山々が一気に深い海溝へとなだれ込む急峻な地形の海で、冬の日本海の荒波に揉まれながらたくましく育っています。